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テーマ:鉄道(21852)
カテゴリ:西日本鉄道
開駅(ひらきえき)は福岡県みやま市高田町北新開にある西鉄・天神大牟田線の駅。駅番号はT44。
2016年度の1日平均乗降人員は678人。 ホームは相対式ホーム2面2線を有する。 西鉄ステーションサービスが駅業務を行う業務委託駅で、日中の一部は駅員が不在になる。 なお、蒲池駅から当駅までは単線、当駅から終点・大牟田駅までは複線である。 開駅の周辺は田んぼに囲まれており、のどかな風景が広がっている。 また開駅の大牟田側の隣の駅は西鉄・渡瀬駅だがJR九州の鹿児島本線にも渡瀬駅がある。 同じ渡瀬駅という名前だが、JR九州の渡瀬駅には西鉄の渡瀬駅よりもこの開駅のほうが近い。 四月七日の桜 戦艦「大和」と伊藤整一の最期 [ 中田 整一 ] この開駅から約1キロほど離れたところにJR九州の渡瀬駅があるが、この渡瀬駅の近くには”伊藤整一・海軍大将生誕の碑”がある。 伊藤整一は第二次世界大戦末期の第二艦隊司令長官で1945年4月に沖縄に出撃した戦艦「大和」と共に運命を共にした。 1945年(昭和20年)4月5日、伊藤整一は戦艦「大和」による海上特攻である天一号作戦参加を命令される。 伊藤は無謀な作戦になかなか納得しなかったが、海軍兵学校時代の後輩である連合艦隊参謀長・草鹿龍之介中将から「一億総特攻の魁となって頂きたい」と言われると「そうか、それならわかった」と即座に納得したそうだ。 そして、その2日後の4月7日、沖縄に向かう坊ノ岬沖海戦において大和はアメリカ航空艦隊の艦載機による総攻撃により撃沈され、作戦中止の具申と駆逐艦による大和生存者救助を命じた後、伊藤は大和の長官室に残り戦死した。 伊藤は天一号作戦を受け入れる際に、戦艦「大和」での戦いがもうダメだとわかったときは、自分の一存で作戦中止を大和に乗船している将兵に言い渡すことを条件とした。(作戦中止の命令がなければ将兵は持ち場を離れることは出来ず死ぬまで戦わなければならなかった。) 戦艦「大和」の坊ノ岬沖海戦での戦死者は乗り組んだ将兵の9割の約2700人だったが、最後に伊藤整一が作戦中止の具申と駆逐艦による大和生存者救助を命じたことにより250人ほどの兵士が生き残った。 2005年に公開された映画「男たちの大和/YAMATO」では伊藤整一の役を渡哲也が演じている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.01.05 18:31:19
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