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テーマ:鉄道(22111)
カテゴリ:九州の鉄道ニュース
JR九州は2022年3月12日(土)にダイヤ改正を行うことを発表しました。
主な内容は、九州新幹線に関しては、「さくら」の一部臨時列車化、「みずほ615号」の行き先見直し、「さくら571号」の停車駅見直し、「つばめ」の運転本数・時刻見直し、特急列車に関しては「福間駅」に 朝・夕通勤時間帯の一部特急列車が停車、快速・普通列車に関しては、小倉駅発の最終普通列車「下関行き」の時刻見直しと、「折尾駅」での鹿児島本線・福北ゆたか線折尾駅の乗り換えが便利になることが発表されました。 まず、九州新幹線に関してですが、「さくら」の一部臨時列車化(4往復8本)に関しては、現時点では毎日運転を行う予定だそうですが、利用状況によっては臨時列車になるそうです、これは昨今のコロナ禍もあってのことだと思われます。 また「みずほ615号」の行き先が鹿児島中央駅から熊本駅に変更されるそうですが、これは熊本駅で「つばめ341号」鹿児島中央駅に乗り換えが可能です。また、利用が多く見込まれる場合は、熊本駅止まりから鹿児島中央駅止まりに変更することもあるようです。 ちなみに「みずほ615号」は熊本駅に夜11時前に到着する遅めの列車ですね。 「さくら571号」の停車駅を見直し利用状況にあわせて熊本駅から鹿児島中央駅の間の駅を通過させて速達性向上を図る。 この「さくら571号」も熊本駅に夜の10時30分前に到着する下りの九州新幹線の遅い列車ですが、もう夜の10時も過ぎれば熊本駅から鹿児島中央駅の間(新八代駅・新水俣駅・出水駅・川内駅)で乗り降りする乗客もあまりいないのでしょうね。 「つばめ」の運転本数や時刻の見直し。 ・鹿児島中央駅6時台の発車間隔を見直し、利便性向上を図る。・利用が減少している深夜帯(23時以降)の鹿児島中央駅発「つばめ342号 川内行き」最終の運転を取りやめ。これは鹿児島中央駅を23時43分に川内駅へ向かう最終列車ですが、これをなくして「つばめ340号 熊本行き」(鹿児島中央駅23時発車)が最終列車になるようですね。あとは川内駅発、鹿児島中央行きの始発列車の時刻の見直しとなっています。 特急列車に関しては、朝・夕通勤時間帯の一部特急列車が鹿児島本線「福間駅」に停車することになります。 利用が増加している鹿児島本線の福間駅に特急「ソニック」「かもめ」「きらめき」の一部を新たに停車させ、朝・夕通勤時間帯の利便性向上を図るそうです。 個人的にはこの点が一番興味を引きました、「福間駅」は2020年度の1日平均乗車人員(7305人)はJR九州の駅でも第15位であり、ここ近年、利用者数が着実に増えてきているから特急停車駅となったのでしょうね。 最後に普通・快速列車に関してですが、 小倉駅発「下関行き」最終普通列車の時刻が見直しされます。利用が減少している深夜帯(23時以降)の小倉駅発「下関行き」最終普通列車の時刻がどうやら15分程度早くなるみたいですね。 そして、兼ねてから高架化工事中であった鹿児島本線・福北ゆたか線の「折尾駅」ですが、現A、Bのりば(鷹見口)を廃止とし、新1,2番のりば(高架ホーム)を使用開始するそうです。 これにより鹿児島本線と福北ゆたか線との乗り換えが便利になります。 折尾駅は高架化に伴い最近はどんどん変化しましたが、ようやくそれも終わります。 全体的に見て春のJR九州のダイヤ改正は大きな変更点は見られない印象ですね。 むしろ西九州新幹線が走りはじめる2022年秋のダイヤ改正のほうが大きな変更点がみられるでしょうね、というか佐賀県・長崎県のJR九州のダイヤが今からどう変化するのか楽しみでもあります。 JR九州商事オンラインショップ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.01.04 18:48:01
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