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テーマ:鉄道(22083)
カテゴリ:鹿児島本線
鹿児島中央駅(かごしまちゅうおうえき)は鹿児島県鹿児島市中央町にあるJR九州・鹿児島本線の駅です。
鹿児島県の県庁所在地である鹿児島市の代表駅で、地元での通称は「中央駅」。 2004年(平成16年)に九州新幹線が新八代駅~当駅の間で部分開業することに伴い、「西鹿児島駅」から現在の「鹿児島中央駅」に駅名を変更しました。 旧称の西鹿児島駅(当時の通称は「西駅」)時代から寝台特急、特急などの優等列車をはじめほとんどの列車が当駅を起終点として発着する運行上の拠点であり、古くから鹿児島市の中心駅としての役割を果たしています。 駅敷地内には駅ビル型ファッションビルの「アミュプラザ鹿児島」や「えきマチ1丁目」などに大小250を超える店舗が密集しており、駅周辺の店舗と併せて鹿児島中央駅地区と呼ばれる商業エリアを形成し、中心市街地の天文館地区と並ぶ鹿児島市の一大商業地区のひとつとなっています。 2004年3月の九州新幹線の鹿児島中央駅乗入開始以後、当駅は日本最南端の新幹線停車駅でもあります。 九州新幹線および在来線の鹿児島本線、指宿枕崎線の3路線が乗り入れています。 在来線における所属線は鹿児島本線です。 なお鹿児島本線の正式な終点は隣の鹿児島駅ですが、鹿児島本線の列車は大半が鹿児島中央駅で折り返しており、同じく鹿児島駅を終点とする日豊本線の列車は逆に全ての列車が鹿児島中央駅まで乗り入れているため、当駅は鹿児島本線と日豊本線の事実上の終点としても機能しています。 優等列車については、九州新幹線の「みずほ」「さくら」が山陽新幹線・新大阪駅まで直通運転を行っており、始発終着駅となっています。 また、山陽新幹線に直通する「みずほ」「さくら」は1往復(熊本駅始発)を除き全て当駅発着である。 在来線では日豊本線の特急「きりしま」、日豊本線・肥薩線直通の観光特急「はやとの風」、指宿枕崎線の観光特急「指宿のたまて箱」が乗り入れています。(「はやとの風」は2022年3月で運行終了) かつてはJRグループの特急列車が発着する日本最南端の駅でしたが、2011年3月の「指宿のたまて箱」運転開始に伴い、同列車の終着駅である指宿駅にその座を譲りました。 1913年(大正2年)10月11日に川内線(せんだいせん)として東市来駅から鹿児島駅までの区間が開通したのに伴い、鹿児島市武町に武駅(たけえき)として設置されました。 設置時の初代駅舎は鹿児島駅で使用されていた木造駅舎を移設したものであり、また設置当時、武駅周辺には田園が広がっていたといわれています。 1927年(昭和2年)に川内本線(八代駅~鹿児島駅の間、1924年に宮之城線が開通したのに伴い川内線から川内本線に改称)が全線開通し、川内本線は鹿児島本線に編入され、同時に武駅は西鹿児島駅(にしかごしまえき)に改称されました。 1930年(昭和5年)12月には指宿線(現在の指宿枕崎線)として西鹿児島駅から五位野駅までの区間が開通し、西鹿児島駅は分岐駅となりました。 2004年(平成16年)3月に九州新幹線が新八代駅~鹿児島中央駅の間が開通し、同時に”西鹿児島駅”から”鹿児島中央駅”に改称されました。 ホームは、在来線がほぼ南北方向に敷設された島式ホーム3面6線を有する地上駅です。 2019年度(令和元年度)の1日平均乗車人員は20271人で、これは鹿児島県内の駅としては最多となっています。 またJR九州の駅としては博多駅、小倉駅に次いで第3位。 鹿児島中央駅は、九州新幹線の部分開業(2004年)および全線開業(2011年)を契機として利用客を大幅に増やした経緯があります。 にっぽん全国100駅弁 鹿児島中央駅から稚内駅までEKB100! [ 櫻井 寛 ] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.02.26 19:59:07
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