九州の駅

新田原駅（しんでんばるえき）は福岡県行橋市大字道場寺にあるＪＲ九州・日豊本線の駅です。
行橋市南部の住宅地域に存在し、北九州の通勤通学圏内にあり、ラッシュ時を中心に小倉方面への利用客が多くなっています。
新田原駅発着の列車もあり、２番ホームには貨物列車も停車することがあります。

１８９７年（明治３０年）９月２５日、豊州鉄道が開設しています。
１９８０年（昭和５５年）４月、駅舎が改築（２代目）されています、これが現在の駅舎ではないかと思います。
２０２２年（令和４年）３月、終日無人駅となりました。

単式ホーム１面１線と島式ホーム１面２線、合計２面３線のホームを持つ地上駅で、互いのホームは跨線橋で連絡しています。
２番乗り場からは日中毎時１本小倉方面への折返し列車があり朝夕を含め多数運行されています。
２０２０年度の１日平均乗車人員は６７０人です。

新田原駅ができた１８９７年、この土地の地名は福岡県京都郡仲津村（現在は行橋市）大字道場寺で新田原（しんでんばる）という地名は村名にも大字名にもありませんでした。
この新田原という地名は「昔、長者原と言われていた一帯がだんだん開墾されて新しい農地になるにつれて新田原といわれるようになった」と言われています。

たしかに新田という地名は全国的に新しく開拓した土地や干拓で出来た土地に付けられているイメージがありますね。
九州には、同じ漢字の航空自衛隊・新田原（にゅうたばる）基地が宮崎県新富町にありますが、この土地も新しく開拓された土地なのでしょうね。
また、基地がある町、新富町（しんとみちょう）も”新しく土地を開墾して富を得る町＝新富町”と考えることもできるのではないでしょうか。
さらに福岡県の新田原駅近くには、航空自衛隊・築城基地もあり土地の様子も飛行機を飛ばすことができる平らで開けた土地であって両方とも似たような地形なのでしょうね。

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