三毛門駅（みけかどえき）は福岡県豊前市大字三毛門にあるＪＲ九州・日豊本線の駅です。
１９５６年（昭和３１年）２月１１日、国鉄が開設した駅です。
この辺の日豊本線は１８９７年（明治３０年）に線路が敷かれていますので、鉄道が走り始めて約５０年後に設置された駅になりますね。
建設費は豊前市が負担したそうですので、もしかしたら地元が要望した請願駅だったのかもしれません。
島式ホーム１面２線を有する地上駅です。
駅本屋は残っていますが事務室部分は駐車場の管理所とされ、消防団の倉庫もあります。
駅前広場にはこの地域の特産である”三毛門かぼちゃ”の像がひときわ目立っていましたね。
２０２０年度（令和２年度）の１日平均利用者は１００人以上はいますが、そんなに多くはありません。
１９７０年（昭和４５年）１０月に駅は無人化されていますが、私が三毛門駅を訪れた朝９時ごろには駅本屋の事務室部分に人がいました。
私はその事務室にいた人が駅の業務も行っているのであろうな、と思っていましたが、どうやら駅の駐車場を管理する人のようですね。
三毛門駅前のロータリーには高さ１，２メートル、直径１，５メートルの大きなカボチャのモニュメントがあります。
約４５０年前、ちょうど戦国時代の頃でしょうか、ポルトガルから豊後国（現在の大分県）を経て、豊前市の三毛門地区には日本最古のカボチャが伝わったそうです。
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