パチ&フットボール

​​​​​​​​​　２週間も放置して申し訳ありません。毎度のことですが年度末ということで山のような書類作りが必要で

　φ(◎_◎;) ヒッシ　ひたすらワードとエクセルに向き合う

　日が続いた上、その合間にはこれまた年度末らしく

　うぃ～ヽ(〃@Д@〃)ノ□　送別会のオンパレード

　でした。特に今回は後者の数が多く、まるで年末のようです。実はまだいくつか残っているのですよね（汗）

　

　本来はもうゴールしている旅報告の続きです。福山でさくらに乗り換え広島で下車。向かった先は

　

　可部線ホーム。待っていたのは

　

　新型車両の２２７系。昨年だったか一昨年だったか、広島に行った際、たまたま停まっていたところの写真を掲載しましたが、乗るのは初めてでラッキー。今のところ広島地区しか走っていないのですが、てっきり山陽本線専従でローカル線では運行していないものと思い込んでいました。早速乗り込んで約４０分。降りたのは

　

　
　
　

　​終着のあき亀山駅

　
　
　それだけだと単なるローカル線の終点で降りたというだけですが、実はこちら、全国でも例を見ない貴重な路線＆駅なのです

　写真を見て施設の新しさが分かると思いますが、それもそのはず。昨年３月に開業したばかりの、まだピカピカの１年生駅なんです。病院ができる計画もあるとか

　可部線は明治時代に線路が敷設された古い路線。つまりは延伸されたわけで、それまでの終点だった可部という駅から２駅分だけ延伸されました

　しかし、これは単なる延伸ではありません。ここからが重要なんですが一度廃線となった区間が復活したのです

　正確には廃線区間の一部の復活なんですが、これってなかなか例を見ないことですよ。少なくとも私は心当たりがない

　可部線って元々あった横川～可部区間を延伸して三段峡までつながっていた路線で、可部までが戦前からの電化区間。可部から三段峡までが非電化区間。可部までは市内までの通勤、通学圏で住宅街。それ以降は徐々に農村的な景色が深くなるという、同じ名前でありながら性格の異なる線路が２つあった路線でした。戦後の工事は日本海側を目指していたものでしたが、採算が取れないということで中断。可部以降も閑散路線で１５年ほど前に廃線となりました

　ただし住宅街の拡大で可部以降も十分にお客さんが見込めるのではないかという論議が当時からあったため、線路基盤は保存され、昨年復活となった次第。元々、現在のあき亀山あたりまではＪＲも電化した上で残すという意向があったようですが、地元が全線継続を望んだりとか複雑な経緯があって一度は廃線そして復活という結果となりました

　それでも廃線前とは駅名も駅の位置も異なります。廃線前は「安芸亀山」という駅があったそうですが「あき亀山」となって随分と可部側に設置されました。さすがに今日の日程では先に歩いていけないので、ここは可部に向かって歩くことに。廃線の大きな理由のひとつになったと思われるが可部線に沿うように立派な道があるため、歩くのは楽だし、ひとつ分の駅までは１キロもないので歩く。この日は２月とは思えないポカポカ陽気だったため、ちょうど良い。その途中

　

　

　バス停を発見。河戸というのは確か、廃線当時の可部から一つ目の駅。ということは、このあたりに旧駅の痕跡があるのではないかと探してみることに。妙に新しい踏切があったので、もしかしてこれか？なんて思い線路の方に近付いてみる

　

　もしかしてこれ？　なんか正しいような間違っているような（汗）。分かりにくいですが奥に歩道橋（これも新しい）が見えます。一度廃線にしたため、その後に復活させる際、線路のおかげで移動が妨げられる方々のために作ったものですかね

　やがて

　

　もうひとつの新駅「河戸帆待川」に到着します

　

　

　１面１線の棒状駅。昼までも２０分に１本の運行があるので楽です

　

　途中、サンフレのラッピング車両（この日はＪリーグの開幕日だった）とすれ違いながら広島まで戻りました

　




​
　

　
​