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2006.11.04
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カテゴリ:雑記
今日は久しぶりで、「3人行骨頭王」に行きました。
「3人行骨頭王」とは、昔持っていた家のすぐ前にある店です。
昔、友達が遊びに来たら、食事は必ず近くのどこかの店ですることにしてまして、その時一番よく使われた店の一つです。みんな、結構好きだったもんで。
今度も、久しぶりにみんなで何かおいしいものを食べに行こうとして相談した結果、この店を待ち合わせ場所と決めたのです。

で、この文章のテーマというか、何を話そうとしているかとしたら、それは前回この店で食べたことのある一つの料理―――脳みそ
誤解しないで。
食べたと言ったのは、一緒に店に行ってた友のことで、私は見ただけ。
それがね、見るのだって、そんなに簡単なもんじゃありませんよ。
かなりの勇気が要るんです。
あ~、今その3文字を書いただけで何か気持ちが悪くなっちゃう感じ。。。

「3人行骨頭王」とは、しゃぶしゃぶと大体同じもんで、注文するのは、料理というより、材料です。肉とか、野菜とか、キノコとか、何もかも生のまま出て来、煮て食べるのです。
前回も3人で行き(店の名前とは関係ないんですが、3人で行く時が多いんです)、それぞれ自分の食べたいものを頼みました。暫くして、頼んでた材料が揃えられて出てきたのですが、その中には、今まで見たことのない。。。。。。
私:「何これ?」
友:「脳みそ」
私:「えー?」
友:「豚の脳ミソ」
私:(アゼン―――)
友:「食べたことが無いの?うまいよこれ!」
私:(相変わらず、アゼン―――) 
友:「試してみな、うまいんだから。一度食べたら、またまた食べたくなるよ。。。」
私:「ホンモノ?」
友:「えー?」
私:「だから、本当の豚の脳ミソ???」
友:「そうだよ。。。。。。。。。」
  。。。。。。

私:「悪いことは言わないから、私の目の届かないところに置いて」

そして、とりあえず見えないところに置いてもらいました。
が、人間ってよく嫌な事ばかり連想しちゃうもんですよね。
私もその人間の一人。
一番に私の頭の中に浮かんだのは、昔テレビで見た欧米の映画。
名前は忘れましたが、その中には一生忘れられない最も残酷な画面があります。
犯罪者は監獄から逃走したお医者さんで、どこかの家まで追いつけてきた追跡者を麻痺します。
どんな麻痺の仕方を取ったかは、分かりませんが、
その追跡者は、ものも見えるし、意識もあるが、感覚は全く無い様子。
で、犯罪者に連れられて、食卓につけられます。
犯罪者は、前掛けをつけて食卓の前に立ち、「焼肉」を。そこで焼くのが、脳ミソ。
それに、豚の脳ミソではなくて。。。。。。。

この映画、見たことがありますか。
見たことのある人は、絶対その画面を忘れることができないと思います。

そうです。追跡者のです。
頭の鉢を取り、出てきた脳ミソを取って、焼いて、追跡者自身に。。。。

もうだめ、この以上続けたら、私が吐き出しそう。。。

まー、とりあえず、前回の話はここまでにして、今日に戻りますが、
今日の3人とは、前日の3人。
そして、電話内容の一部は:
私:用事があるから30分ぐらい遅くなると思うけど、二人で先に始めて。
友:そうなの。でも折角だから2人で世間話でもしながら待つから、早く来て
私:大丈夫大丈夫、先に食べて。
  あ、そうだそうだ。忘れるところだった。
  あのう、豚の脳ミソは、一番に頼んで、一番に食べなさい。
  私が着くまでに、きれいに食べて、皿も片付けてね。何の痕跡も残さないように頼むわ。
友:今日は食べないから。
私:いやいや、遠慮することはないわ。。。
友:今日だけじゃなく、もう2度と食べない。もう止めた。
私:え~~~、そうなの~~~


私のせい?
って言われても、言い訳なし。何の文句もなし。
逆に、私のほうから、反省―――――――――――


えー?どうしてかと?
ヒ―ヒ―ヒ―ヒ―――、
実は上の文には書いていないんですが、私、すげえ悪いことしちゃいました、前日。
映画のことが連想され、どうしても何も口に入れることができなかったのです。
最初は、みんな食べ終わるまでは黙っていて、食事が終わってから映画の話をするつもりだったのですが、
なぜ何も口にしないのっと聞かれてね。
でー、友が豚の脳ミソを口に入れるのを見ながら、話してしまいました。

そのときの友の目は、ある情報をはっきりと伝えてくれました。
「続けて、続けて、これ全部食ったら、今度はお前の。。。。。」っていう。

こ――――――――――――――――――――――
わ――――――――――――――――――――――


心配は無用。
皆さんもご存知の通り、私は今も生き生きと生きてますよ。
だって、その日のあれ、半分以上は捨てられたもん。





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Last updated  2006.11.07 15:04:29
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