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カテゴリ:Art
秋は美術展の季節。上野公園のある3つの美術館もそれぞれ大掛かりな展覧会を開いている。『フィラデルフィア美術館展』(東京都美術館)、『シャガール展』(上野の森美術館)、『ムンク展』(国立西洋美術館)である。どれもなかなか面白そうではあったが、行くとなるとやはり『ムンク展』だった。
たまたま金曜日が休みとなったので行ったのだが、中学生の団体が多かったのにはチト驚いた。あの陰鬱かつエロチックな作品群をチョイスした先生は凄いと思うが、やはりムンクの代表作『叫び』は誰でも知っているからなのか。しかし、その『叫び』は出品されてはいない。 でもおなじみの『不安』『絶望』のシリーズを始め「フリーズ」と言われる連作群が観られ、ムンクの足跡が一望できるなかなか良い展覧会である。おなじみ『マドンナ』の1895年版の現物(絵はTOPページに掲載)を初めて観たが、胸の下の黒い部分は影ではなく、後ろにいる人物(=死?)の手であることがよく判る。そして左下の不気味な霊(?)がユーモラスだ。 <絵は掲載が終わるとARTページに移行します> お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Nov 4, 2007 08:57:27 PM
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