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テーマ:今日聴いた音楽(75595)
カテゴリ:Metal
先々週「ムンク展」を観てきたことは既に書いたが、このところ気温はグッと冷え込み、ムンクの描くノルウェーの寒々とした世界に何となく似てきた。こんな時期に合うのがムンクと同じノルウェーのバンド、「The 3rd and the Mortal」の初期の傑作であるこのアルバム。
この頃は完全にゴシックメタルなのであるが、激しさはあまりなく、ドゥームがかったスローテンポ、ミディアムテンポの曲が多い。そして何よりもKariのヴォーカルの素晴らしさ。女声Voをフロントに据えたゴシックメタルバンドとしては草分け的存在であり、その浮遊するような、たゆたうようなヴォーカルは北欧の荒涼とした光景を思い浮かばせ(アルバムジャケットみたいな)、「愛」や「死」「不安」を表現したムンクの世界にピッタリである。 1.Vandring 2.Why So Lonely 3.Atupoéma 4.Death Hymn 5.Shaman 6.Trial of Past 7.Lengsel 8.Lalva Me 9.Long 10.In Mist Shrouded 11.Oceana The 3rd and the Mortal: Kari Rueslåtten (vo) Finn-Olav Holthe (g,kb) Geir Nilsen (g,kb) Trond Engum (g) Bernt Rundberget (b) Rune Hoemsnes (ds) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Nov 13, 2007 10:04:22 PM
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