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カテゴリ:書評 SF関係
またまた、講談社の少年向けSF。しかし、この話は面白い。
作者のラッセル先生は、1905年の生まれと矢野徹氏の紹介にある。 それにしては、科学的。この本自体昭和40年に初版が出て 当方の持つ43年発行の物は第25刷。当時物凄く読まれていたのがうかがわれる。 バイトンと言うものは、人間の視力では見ることの出来ない 知的生命体。食べ物は、人間の負の感情らしい。 この話に出てくるバイトンは、(ヨード・メチレンブルー・メスカリンで ビョルンセン教授の処方で作った)目薬をさすと人間の目にも見える。 バイトンは人間が、地球に誕生して以来人間の感情を食べ続け生命を維持。 しかも、人間に気付かれず..。しかし、科学が発達した現在人間は 今まで、肉眼で見ることの出来なかった物を見ることが出来るようになった。 世界中の高名な科学者が次々に死亡。事故か自殺か..。アメリカ情報局 捜査官ビル・グレアムが特命を受けて捜査に。今ならXファイルのモルダウ? 最初は、バイトンの事を研究している科学者だけを狙っていたバイトンも だんだん過激になっていく。特殊フイルム工場やテレビ局を爆発させたりが、 ついに、人間をさらって脳をコントロール出来るように手術をしてしまう。 誰が見方で、誰が敵なのか?科学者も元勤務先の秘書も同僚もあやしい。 バイトンに操られたアジア軍の軍隊は、アメリカ本土やヨーロッパ各地に 核攻撃までしてしまう。空中に浮かぶ1mぐらいの青い球体<バイトン>を 見ることは出来るようになったが、どうやってやっつければいいのか? アメリカ大統領も、グレアムに運命を託す。とっても面白いストーリーだけど 映画になんか出来ないだろうな。バイトンに操られているとしてもアジア軍が ヨーロッパやアメリカを核ミサイルでめちゃめちゃにするんだから.。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.02.28 17:31:29
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