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カテゴリ:書評 SF関係
1969年1月発行の初版である。経年のわりに保存状態は良い。
金子三蔵氏には申し訳ないけど、イラストは今一かも。 昔のソビエトSFは、あまり読んで楽しい物に行き当たらないが この話は、面白い。この前見たXファイルの映画を思い出させる。 この本の後書きには、10年ほど前(1958年ごろ)国際生物学者会議の 席上発表された実験と言うのが書かれているが、子犬の首を母犬の 頸部に縫い付けて、その2つの首を持つ犬がミルクを飲んだらしい。 心臓移植手術は、ず~っと後になってからの事だ。日本でも最初の 移植手術の時は、マスコミも連日報道したので当方にもおぼろげながら 記憶がある。肝心なドウエル教授の首の話だが、教授は死んだ人間を 生き返らせる研究を助手のケルン教授としていた。ケルンは名誉欲に 取り付かれた冷酷な人物だ。教授に断りも無く教授の首を生き返らせて 研究の続きをさせている。全身を生き返らせるのはまだ無理らしい。 その首の世話をするためにマリィ・ローランと言う女医が雇われた。 ケルンは、死体公開所へ行くと希望通りの男女の死体を手に入れ、 男女の首を生き返らせた。そして、女性の方には後に、死体公開所から 首の無い女性の死体を手に入れ体を接合してしまう。すると、女性は 病室を抜け出し昔の仲間と旅に出てしまった。そういった事の間、マリィは、 ドウエル教授から真実をしらされ、ケルンに対する憎悪を募らせる。 旅に出た女性(プーリケ)は、フランス人のラレーと言う画家と知り合う。 そのラレーの友人がアルトゥール・ドウエル。ドウエル教授の息子である。 ラレーの恋人アンジェリカが彼女の新しい体だった。二人はプーリケに 今までのいきさつを聞き、ケルンから彼女をかくまう手はずが整っていたのに こともあろうか?ケルンの所へ逃げ出してしまった。彼女の足は、かなり悪化 しており、足の切断だけでは済まずまた体と首は切り離された。 この続きは、本を読んでいただきたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.03.17 18:24:27
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