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多文庫の間まで

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Illimone

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2010.05.27
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カテゴリ:書評 SF関係
昭和56年初版のこの本は、やはりSFか?

という感はあるが面白いです。主人公は、この本も中学1年生。

作者は、少年少女向けで読ませるものを書ける眉村先生。

と言っても当方は、これまで洋物ばかり読んでいたのですが、

変に新鮮味を感じます。主人公の和田行夫が東京から越して来たのは

ある地方都市Q市。どこだ?古い城下町のここには怨念が重く垂れこんで

すっぽりと町を覆い、ここだけの異空間を作り上げていた。

行夫は、越して来た日に東京の友人にはがきを出したが、そのはがきを

クラスの同級生太刀川の家で代々伝えられてきたものとして見せられる。

同級生の花巻千恵子に教えられたポストに投函したものだが、それにしても時空を変えるって

超すごいよねいなずまよそ者として浮いていた行夫はこの町の

奇祭<鬼の日>に参加する。超能力対超能力の対決。鬼という架空のモンスターを生み出す

側のチームとモンスターを退治するチームとの対決と言ってしまえば簡単だけど、

鬼を生み出すチームは、代々この城下の権力者たちの子孫。それに対抗する側に花巻や

剣術指南役だった先祖のいる太刀川、越してきて間もない行夫が加わった。傍観していた

町の人々や行夫の両親まで巻き込まれていく。科学的ではないが面白いです。爆弾














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Last updated  2010.05.27 17:27:34
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