今日は可笑しくて痛い思い出を一つ。
それは中学一年の時だった。
小学校まで片道徒歩50分、
中学校まで片道自転車25分で鍛えられた足。
逃げ足だけは速かった。
ないない。
当然毎年の様にリレーなどに選ばれ、
中学一年の運動会では持久走の選手に選出されてしまった。
リレーならまだいいがこれは計算外。
というか誰もやりたくなかったのだろう。
渋々OKしたものの、内心誰か代わって欲しいと思っていた。
そして運動会当日、事件は起こったのだ。
全員参加の短距離走でのこと。
ピストルが鳴りえみもんたは快調なスタートを切る。
ところがゴール近くになり2位が追い上げ差を縮めてきた。
そこでえみもんたは力を振り絞りスピードを上げて
見事なゴーーーーール!
と行きたい所なのに、
何と首にゴールテープが引っかかったのだ。
ゴールテープを持っていた子は、
まさかこんなに早くゴールするとは思わなかったんだろう。
えみもんたは首つり状態。
思いっきり首にテープの焼け跡がつき、
もう持久走は走れないだろうと内心ホッとしていた。
しかしそれは甘い!
頼んでも誰も代わってくれる者などいなかった。
えみもんたは無理やり首を押さえて走ることに。
終わってから「青い顔して大丈夫?」
と声をかけてくれる生徒もいたが、
「だったら誰か代わってくださいよ」
と言いたい気分だったぞ。
今思えばなぜ先生も止めなかった!?
運動会が終わり、あまりのことに両親が学校に呼ばれてしまった。
その後全治3ヶ月、病院へ通いましたよ。涙
皆が嫌がる種目、何で入ってたんだか。
選手に選ばれ大大大迷惑でした~。
悲しいことながら、大人の世界にもこういうことってありますね。
見て見ぬフリ、あたしも気をつけないと~。
世の中そんなに甘くないにゃ
(使い回し写真ですみません)
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