映画R12指定「シン・仮面ライダー」平成生まれの次女と見た。

2023.03.20

カテゴリ：映画

1971年から1973年にかけて放送された石ノ森章太郎原作の「仮面ライダー」50周年プロジェクトとして、「エヴァンゲリオン」「シン・ゴジラ」「シン・ウルトラマン」の庵野秀明が監督を始めすべてに関わった特撮アクション。

『シン・仮面ライダー』予告 - YouTube

元祖仮面ライダーの設定は同じだが、監督オリジナル脚本で、総じて分別のある１０代以上向け・・・
TVで放映してる「仮面ライダー」とは別ものだと思ったほうがいいです。
アニメの「鬼滅の刃」もR12指定だが、実写となると阿鼻叫喚でしょう・・・

アクションシーンがエグい、ライダーキックの威力がすごくて、リハビリを始めてから、骨折２日めのような炎症痛みが続き、それでも動かさないと固まってしまうので、映画見ながら手首・指を動かしてたが　怖いところでつい力が入って、叫びたくなる痛みで変な相乗効果だった。

仮面ライダー１号、本郷猛を池松壮亮、ヒロインの緑川ルリ子を浜辺美波、仮面ライダー第2号一文字隼人を柄本佑が演じた。
他にも　斎藤工、竹野内豊、森山未來　西野七瀬
本郷奏多　仲村トオル　安田顕　長澤まさみ
声だけ出演の松坂桃李、大森南朋などキャストは豪華です。

私は、高校生だった５０年前を思い出してニマニマしてしまうところもあった。

実家は９歳違いの弟に甘くて、弟の見たいものを家族で見ていた。
カード付きのスナック菓子を買い、食べるのは私。

仮面ライダーショーも小学生の弟の保護者代わりで見に行った。
母も妹も苦手で敬遠、ウルトラマンの方がましだと言った。

当時の主役の藤岡弘さんが大人っぽいし、
悪の組織に昆虫の能力を加えた改造人間というオドロしさ、悪役は更に怪奇猟奇的で、異色の作品だが、石ノ森章太郎先生が原作ということで、奥深い物があり、東映映画のスタッフやアクションクラブの協力で、映画並の迫力と
熱意が作品にあり、５０年続いていると思う。佐藤健くん押しとも繋がってる。

平成になり、日曜の朝セーラームーンやプリキュアなどの女子向けアニメの後、仮面ライダーシリーズがあって続けて見てたが
女子アニメもライダーシリーズ、カブトも電王もWも長女と二人だけで見てたようだ。佐藤健くん押しになったのも電王がきっかけだ。
特撮物を真剣に演じてくれる青年たちのたちの中でも、際立った感じがした。

視聴後次女、なんの知識がなくても、内容が分かったようだし
良くも悪くも「エヴァンゲリオン」の流れのある
庵野秀明監督の世界観のシン仮面ライダーでした。