熟年離婚で 幸せ家賃込み１０万円UR団地生活

亡くなった高校の友だちの香典返しが届きました。
送り主は、長女　喪主は長男になってます。友達に立派な戒名がついてました。
きちんと冠婚葬祭をする一族家庭です。
友達の実家は東京で農家をしてて広い敷地に本家分家のある立派な家です。
養鶏もしてて卵を頂いたこともありました、そのへんは母の実家と似てます。


春・・・元気だったらディズニーランド？それとも花見？
去年の春先、勇気を出して花見をしようと二人の同窓生を誘ったのですが
彼女はご主人の７回忌があると言って断ってきました。
ご主人は元夫と同い年６５歳ぐらいで亡くなったことになります。
高校の友達は、享年６７歳です。ふたりとも若死にです。


ご主人は　酒の飲み過ぎだったようで、途中でやめてもだめでした。
肝臓は固くなるともう難しいようです。
始め外仕事の自営で彼女はトイレで苦労してました。
すぐに借りれたり、公衆トイレが近ければいいのですが・・・
男女とも生理的なことを我慢しすぎるとそれに関係した病気になることが多いです。
私は自由にトイレに行ける仕事ばかりで幸せなことです。


彼女はご主人亡き後事業を始めました。
人も雇うお掃除の仕事・・・
需要があったようで忙しいのにディズニーランドだけは、時間を作ってくれました。
夢の国だし、笑顔になるし、余計な話はしない・・・
それが３人でうまくいってた理由だと思いました。
仏事になると、亀裂だったと思います。

我が家は　完全核家族で　私は祖父母も知らないし、富山の墓も意識したことがなかった。
遺影も仏壇もない実家・・・
母は戦時中も甘いおやつにも困らず、女学校卒のお嬢様

花嫁修業でお茶お花お琴を習ってました。
それに日本人形作りも　編み物裁縫プロでした。
玉の輿のはずが　見合い相手は貧乏会社員でしたが専業主婦になりました。
足りない分は内職、貸室業・・・
それで年金生活になると誰よりも安定したゆとりのある老後でした。
父がなくなった時も仏壇は無し・・・
母亡くなり家族葬・・その１年後実家じまい
次は　墓じまいです。こんなに淡々としてる遺族は珍しいでしょう。



私自身、亡くなったら直葬、立会は娘たちだけでいいし、墓もいらないです。
妹も弟も無理して来なくていい。
弟のように結婚もしない一生独身の人が増えると親のお葬式も変わると思います。
そこで変わらなければ元夫の実家のように１３回忌までするのでしょう。
それは　その一族の価値観、伝承と家族の絆がないとできません。
シビアですがお金も・・・婚姻中は私もそれで苦労しました。
食費一人月１万の生活なのに冠婚葬祭は人並み以上・・・必死の共働きが娘に回らず
それに消えるのは辛いことでした。見栄の自営は嫌でした。


花の命は短い・・・ソメイヨシノすっかり葉桜になってしまいました。
でも八重桜が見頃です。
天国でご主人と幸せにね・・・


　

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