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カテゴリ:日々雑感
5月3日。
ちょいと隣町(といっても、市境から300mくらいしか離れてないけど)まで。海南市の琴ノ浦、温山荘に行く。温山荘は新田ベルトの創業者・新田長次郎の別荘を公開しているもの。新田ベルトといっても、今となっては一般的な知名度は低いだろうけど、まぁ、とんでもないお金持ちだったようで、ここの庭園はスゴい。海の水を引き込んだ「池泉回遊式」で、小山にトンネルを掘ってその向こう側にプライベートビーチまで備えているという…(^o^; これだけの広さを個人の別荘として用意できるって、どれほどの金持ちやねん!、と。今は別荘の前に国道が通ってるせいで、俗世間を離れて…という趣はやや削がれるものの昔はホントの別世界だったかも。 う~ん、正直言って庭園ってあんまり興味ない…(^^ゞ キレイだとは思うけど。で、今回は建物を見に来たんだけどね~。事前に予約しておかないと中には入れないみたい。雨戸までしっかり閉められてます。あんまりたくさんは園の人もいないみたいだしようがないか…。まぁ、外観だけは十分に見られたし、いいとしよう。主屋と浜座敷と茶室が、広い園内にポツリポツリとあって、3棟まとめて重要文化財。オーナーの新田長次郎は松山の人で「坂の上の雲」の秋山兄弟と親交があったそうで、”騎兵の父”秋山好古の書などがあるそうだけど、入れないんじゃしょうがない(^_^;) 入園料400円。今の時期、池ではボラがジャンプしてます(^o^; 5月4日。 県立博物館前の広場で和歌祭御舩歌実演イベント。前に見た時よりは一座の人数がちょっと増えてたような…。鳴り物が太鼓と法螺貝なのは一緒だけど、法螺貝は一人増えてたかな…。 御舩歌は30年ほど前までは和歌祭の祭礼行列中にあったそうだが、一度断絶したものを昨年から復活させたというもの。江戸時代は紀州藩の御舩方の水夫たちの役目だったそうで、装束も当時の通りに誂えたらしい。違うと言えば、女性が入ってることだろうなぁ。和歌山大学の紀州経済史文化史研究所の学芸員さんが”復活”の中心メンバーの一人ということで、和歌山大の学生さんが数人、混ざってます。 5月14日が和歌祭の本番。人が多いし駐車場所を探すのも大変だし…ということでずっと行ってなかったんだけど、今年は見物に行くかな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年05月05日 02時04分22秒
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