|
カテゴリ:グルメ
丸子(マリコ)のとろろ汁を食べて来ました。
静岡で、「とろろ汁」と言えば、丸子(マリコ)です。 とろろ汁は、自然薯をすって、お味噌汁でのばしたものです。 薬味のねぎをかけ、麦入りご飯にかけて食べます。 丸子の宿のとろろ汁の歴史は結構古い。 丸子は、東海道五十三次の宿場の1つです。 静岡のICから、約6km。 松尾 芭蕉は「梅わかな丸子の宿のとろろ汁」と詠み、 十返舎一九の「東海道膝栗毛」にも、丸子宿 の茶屋で名物のとろろ汁飯を、ひっくり返してしまう話が出てきます。 浮世絵師の安藤広重 の版画「東海道五十三次之内」に「鞠子の名物茶屋」が描かれてます。 広重の鞠子は、現在の丸子です。 丸子のとろろ屋さんで、一番有名なのは丁子屋。 広重の絵にも描かれています。 でも、地元の人間は、あまり丁子屋には行きません。 丁子屋は創業400年以上。茅葺き屋根で日本家屋の情緒たっぷり。 でも、観光客で混んでるし、とろろ汁定食には、お刺身等がつき、高い。。。 とろろ汁が食べたいのに、とろろは少ない気が…。 ご飯が残っちゃうのよね…。 という事で、私はいつも丁子屋の先の吐月峰近くにある「丸子茶屋」に行きます。 とろろ汁定食1200円。煮物と果物はその日の日替わりです。 とろろもたっぷりで、お茶碗4~5杯は食べれます。 ちょっと、土臭い自然薯は、苦手な人もいるけど、やっぱりおいしい。 私の田舎の味の1つです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年08月20日 00時42分14秒
コメント(0) | コメントを書く
[グルメ] カテゴリの最新記事
|