ヴィエリス・ソーヴィニョン2011:ヴィエ・ディ・ロマンス
本日のワインはヴィエリス・ソーヴィニョン2011年、生産者はおなじみ、ヴィエ・ディ・ロマンスです。ステンレス発酵(この年度)、樽熟成によるフランスクローンのソーヴィニョン・ブラン100%となります。ちなみに、同ワイナリーのピエーレ・ソーヴィニョンは、ステンレス発酵・熟成のイタリアのクローンのモノ、とのことです。さて、感想です。グレイ掛かったライトイエロー。グラスからはフィリピンマンゴー、ドラゴンフルーツ、なし、バニラ、そしてちょっぴりネコのおしっこ。口に含むと、先のトロピカルなフルーツ香に加え黄桃やネーブル、レモン、グレープフルーツ。ミネラルもしっかりで、出荷後3年経ってとてもよい感じにまとまっています。果実を頬張った時のブドウそのままの果実味、フレッシュなのだけど完熟している甘くて心地よい酸味をもつ果汁が、そのまま舌の上に感じられます。とても、おいしいです。やはりこの手は数年寝かした方がぐんと美味しくなりますね。