バローロ・リゼルヴァ2000:アルマンド・パルッソ
本日のワインはバローロ・リゼルヴァ2000年、生産者はアルマンド・パルッソです。カスティリオーニ・ファレットにあるマリオンディーノ畑にある古木のみから造られたリゼルヴァです。バローロ(リゼルヴァ)の規定では木樽熟成は18ヶ月以上なのですが、HPによるとこちらは小型木樽で30ヶ月もの熟成(プラス瓶熟成に3年程度)されているようです。さて、感想です。透明感のある奇麗なガーネット。グラスからは、インクやプルーン等の黒果実、そしてパンの焼けたような香り。口に含むと、セミドライのイチジクやチェリー等が加わってきます。スパイスやハーブ、土やキノコの香り、そしてバニラや珈琲の様なバリック香がそれらを包み込んでいます。ただ、90年台のパルッソの様にバリック香で強引に包み込んだ感じではなく、果実の野性味をうまく活かした作りに「ちょっとだけ」変化してきているように感じます。