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テーマ:自動車・交通(1699)
カテゴリ:免許
先日ラジオで、運転免許の学科試験に出る間違いやすい問題、という話題を取り上げていました。その時に、よく間違える紛らわしい問題例が、2題出題されました。
まず第1問、「信号機のない横断歩道を歩行者が横断しようとしている時、車は徐行して安全を確認して通過しなければならない、○か×か?」 これは簡単ですね。もちろん×です。”徐行”ではなく、”停止”しなければなりません。歩行者の横断を妨げてはいけないのです。もし試験場の路上試験で(教習所の検定も同じだと思いますが)横断歩道を横断しようとしている人がいるにも関わらず、通過した場合、”危険行為”として100点減点、試験は中止となります。 続いて第2問、「高速道路での軽自動車の最高速度は、時速80kmである、○か×か?」 な~んだ、簡単じゃん!勿論○でしょう。と思っていると、「正解は×なんです。」との事。”えっ、嘘!何で!だってそう習ったのに!”と思ったのですが、その解説によれば、「以前は確かに80kmだったんです。でも排気量が660ccになり、更に車のサイズも規格変更で大きくなって、普通車と比べても遜色ない為、数年前に100kmに引き上げられたんです。古い知識だけだと間違えやすい問題です。」とのこと。そうだったんだ・・・ 帰宅して、大型二種受験の時に使った本を見てみると、高速道路での最高速度100kmの欄に、「大型乗用自動車(バス)」「普通自動車」「大型(普通)自動二輪車」と共に、「660cc以下の普通自動車」と、ちゃんと書いてありました。いやあ、よく読んだつもりだったのですが、こんな所、全く気にもとめていませんでした。てっきり20年前の知識が正しいもの、とすっかり思い込んでいました。 ちなみに最高速度80kmの車は、「大型貨物自動車」「大型特殊自動車」「けん引自動車」「三輪の普通自動車(今や殆ど見かけませんね)」となっています。 これから二種免許取得を目指して学科試験を受験される皆さん。テキストは最新版を用意しましょう。費用をケチって、「昔、普通免許取得の時に使った教本があるから、それを使おう」なんてことはしない方が良いですよ。書店で最新の問題集や教本を用意しましょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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