ワタシ的電子書籍元年
今年の始め、SONYの電子書籍端末Readerを購入してしまいました。5インチのポケットエディションです。電子書籍には興味があったものの、規格とか端末とかコンテンツの充実っぷりとかを考えるとまだまだ時期尚早かなぁと思っていたのですが。なんか、長年愛用していた無印のヌメ革文庫カバーのしおり紐がプチンと切れたのをきっかけに、財布の紐もプチンと。文庫サイズの端末っていいかも…と、突然思い初めてしまいました。ちょうど5月に出産を控えていたので、ワタシ的には出産準備品。入院中に使う物品という扱いで、思い切って買ってしまった次第です。で、購入から半年。もう手放せないくらいに、毎日活躍してくれています。コンテンツはいまいち充実していないなぁという状況は相変わらずなのですが、青空文庫をはじめ、フリーで読めるものがたくさんありますから、十分使い出はあります。手を離しても、ページが閉じることはないし、片手で持ったままページがめくれるところが一番のお気に入り(笑)チズ子にげっぷをさせながら読む、なんていうこともできちゃいます。電源を落とすのも起動するのも、スリープ状態ならあっと言う間なので、細切れの時間でも、おっくうにならずに読書が楽しめます。家事・育児をやってると、しょっちゅう細かい用事が割り込みますからねぇ。子供が「お茶を飲みたい」と大合唱とか、喧嘩の仲裁とか。文庫本1冊のサイズに1400冊分ものデータが入れられるので、シリーズ物を一気に読んだり、ちょこっとずつ複数の本をとっかえひっかえ読むのも楽々です。バッテリーも結構もつので、ノートPCみたいに電池残量を気にしながら読むということもありません。画面にはバッグライトはついていないので、暗いところでは読めませんが、逆に目が疲れないという利点もあります。ちなみに、豆球を点けたくらいの明るさがあれば、文字を大きくすれば、結構平気で読めてしまいます。お試しで買うにはちょっといいお値段だなぁと思いましたが、ワタシにとっては買って大正解。良いお買い物でした。あ、ソニーストアで買ったので、刻印も入れてもらいました。入れたフレーズは、「Every book,its reader」同期の桜ならだれでも知ってる、某インドの哲学者の第3原則ですwそれにしても、ポメラといいReaderといい、単機能のガジェットが好きだなぁ、ワタシ(笑)