|
カテゴリ:ラップ文学
「十人十色」と人様々に生き様あれど求めるもの一つ!
~ 人に好き嫌いつきものと言うも求めるものも一つなり~ 何から何まで同一の人間あらねど求めるものは、ただ一つ。 「しあわせ」と言う名の御満足。 何が「しあわせなのか」も分からずに求め続けながらも気が付けば、 普通の暮らしに埋没されたささやかな笑いの中の温もりに 「しあわせ」が転がっているのも知らないで 次から次に目を向けて傷つきながらも気が付いた。 遠い昔に置き去りにした「あの笑いと温もり」に宿っていたのを思い出す。 「家族団欒」と「たわいなき仕草」に笑い、過ぎ去りしひと時に 「しあわせ」があったのだ。 孤老の丘に立ちながら、その日その日に細やかな「しあわせ」拾いつつ あの人、この人思いやり健やかなるを願いつつ 夜の帳(とばり)に追われつつ思い尽きない夜も更ける。 夢に出没の知人・友人・恋人の所在さえも分からずに 笑顔を頼りに求めても所詮夢に見る幻の如くめぐり逢える訳も無し。 朝焼け忍ぶ窓辺には、小鳥の囀り漏れ聞こえ 「今日も生きていたね」とうたた寝の誘い。 作: 詩楽麿 ![]() ![]() ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.04.25 13:26:01
コメント(0) | コメントを書く
[ラップ文学] カテゴリの最新記事
|