7月7日、仕事を終えて帰宅すると、部屋が荒らされ現金や貴金属が盗まれていました。
我が家のリビングのドアはすりガラスになっていて、
廊下からでも中の様子が少し分かるんですが、
その日は絶対にないはずのところにマガジンラックがあるのが見えて、
瞬間的に「何かあった!」「やられた!!」と思いました。
恐る恐るリビングに入ると、棚に置いていた貴金属の箱が床に散乱し、
冷蔵庫もドアが開けっ放しでアラームが鳴りっぱなしでした。
他の部屋も荒らされいて、封筒に入れていた現金いくらかと
貯金箱にコツコツ貯めていた500円玉も全部持っていかれていました。
侵入経路はベランダの窓から。家はマンションの1階で表通りに面していないので、
防犯のために窓の下に補助錠をつけていたんですが、
クレセント錠と補助錠がある2か所のガラスを割られていました。
もう何というか、悔しいし悲しいし腹立たしいし気味が悪いし。
その日はたまたま主人と一緒に帰宅たので心強かったんですが、
もし一人で帰宅して、しかも空き巣と遭遇していたらと思うとゾッとします。
警察が来て、写真やら指紋やらゲソ痕やらを採取して帰りましたが、
足取りを追うことは難しいみたいです。
実況見分の間、せっかくなので警察官にいろいろと話を聞くと、
私の地域では同じ手口で今何件も犯行が行われていて、今日も3件目とのことでした。
狙われやすいのはやっぱり1階で、入り口や窓が周りから見えにくいところ。
雨の日も危険らしいです。7月7日も雨でした。
補助錠も窓を割られてしまえば簡単に開けられてしまうとのこと。
物を盗るだけじゃなくて「盗聴器をしかけられる」ことはないのか尋ねると、
空き巣はできるだけ時間をかけずに盗もうとするので、
そういったものを仕掛ける可能性は低いとのこと。
可能性は低くてもやっぱり気になりますよね。
対策としては、
◆窓の場合、上下に「補助錠」をつけるだけじゃなく「防犯フィルム」を貼ること。
それだけで窓を割りにくくなるので犯行をあきらめやすいそうです。
また、窓の振動で音が鳴る「防犯ブザー」や
人が近づくと点灯する「センサーライト」もいいそうです。
◆玄関も補助錠をつけて2重ロックにする。金額的に無理がある場合は、
せめてサムターン回し対策のために「サムターンにカバー」をつける。
※サムターン回し:ドアにドリルで穴を開け、金属の棒を使って
ドア内側のつまみ(サムターン)を回転させて解錠する手口
◆インターホンはカメラ付でさらに「録画ができるもの」に変える。
ほとんどの空き巣はインターホンで所在を確認するので、
録画機能付きだと犯人の顔や服装から逮捕につながりやすいそうです。
その他、できることといえば外出時にどこか1つの電気をつけっぱなしにしたり、
ラジオを流しっぱなしにして、人がいると思わせること。
あとは、洗濯物を干しっぱなしにしない、郵便受けに物をためない、
ちょっとの外出でも必ず鍵をかける、などです。
玉砂利を敷くのもいいそうです。
犯行は窓からの侵入が戸建ての場合6割、マンションの場合は5割で、
侵入から10分弱ですべて終わらせるとのこと。
侵入に5分以上かけさせればほとんどの空き巣はあきらめるらしいので、
いかに入りにくい家にするかが防犯のポイントのようです。
あと、知らない間に玄関に「マーキング」されていると言いますが、
警察が帰った後、表札のNHKやらのシールが貼ってある場所をみると、
直径5ミリほどの黒い丸いシールが貼られていました。
マーキングとは訪問販売や新聞勧誘の人が「この家は一人暮らしだ」とか
「この家は日中いない」など仲間内で分かるよう、勝手にシールを貼ったり
ペンでマークを書いたりしてることをいい、空き巣も混ざってたりすることもあるそうです。
気味が悪いですよね。
マーキングを見つけたらすぐに剥がすなり消すなりすることです。
ずっと他人事だと思っていた空き巣被害ですが、実際に自分に降りかかるとは……。
安心できるはずの自宅が落ち着かない空間になるなんてツラすぎます。
こんな経験は二度としたくないので、これから徹底的に防犯対策をします。
続きは「最悪! 空き巣被害体験録・防犯対策編」をご覧ください
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