女性が働き易い環境を作る方法とは???
関西在住のコンサルタントの中久保さんが、ロコレデイについて、メルマガで語っています。以下引用です。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・送り主は、昨年【経営革新計画】のお手伝いをさせて頂いた婦人服販売業を営んでいる株式会社ロコレディの羽富社長です。▼以下頂いたメールです中久保さん~、おはようございます。お元気ですか???丁度、1年前に、中小企業庁の経営革新計画の承認を頂き、早くも、1年が過ぎました。中久保さんの指導方法は、スルメです。すぐには、効果はでませんが、スルメの味のようにじわっ~、じわっ~・・・・・と効いてきます。実は、11月19日、茨城県の県庁に呼ばれることになりました。表彰を受ける為です。県知事の方から、「働く女性を応援するオーダー・メイド型の雇用制度の充実」について、素晴らしい制度を社内で、作ったという理由です。ありがとうございます。中久保さんとは、お会いできなくても、心と心で、通じ合っています。これからも、みんなが元気になるようなアドバイス宜しくおねがいします。お体、ご自愛下さいませ。株式会社ロコレディ代表取締役 羽富 都史彰(はとみ としあき)▲まずは、ここまで。で、このメールに対して、ぜひこの事をメルマガで紹介させて下さい。きっと読者の方にも役に立つし、何より元気を与える事が出来ると思います。と返信したところ・・・▼以下のようなメールをご返信下さいました。どうぞ、どうぞ。メルマガを読んで、みんなが、元気。いやこの源氣(げんき)ですね。では、今から、茨城県県庁へ、出かけてきます。寒くなりました。お体、ご自愛ください。▲ここまで。羽富さんらしい表現です^^さて・・・これまで業績が好転してきたとか、売上や集客が伸びてきたとか、今後の戦略・方針が決まりましたとか、やるべき課題がハッキリしました弊社の隠れいていた強みが見つかりました、などという報告はよく受けてきましたが「表彰される」というご報告を頂いたのは初めてです。結構驚いたのと、それまでとはまた違う嬉しさを感じました。今回は、この羽富さんから頂いた1通のメールから・・・「実践し続けて得られること」というテーマでお話していこうと思います。読むだけでなく、実践に役立ててください。読んで終わりの人と、実践する人、この差は間違いなく大きいものになります。※実際に読者の中で大きな差が出ています。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━今回のテーマ【企業ブランディング】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■企業価値の向上株式会社ロコレディさんの企業コンセプトは「 翔(はばた)く女性を応援する」です。このコンセプトを基に商品である婦人服を茨城県内15店舗で販売されています。つまり、共通しているということは、お客様に対してはもちろんのこと、ほとんどが女性スタッフであるロコレディでは、スタッフに対しても「 翔(はばた)く女性を応援する」を実践しているのです。この意味がお分かり頂けますでしょうか?お客様にコンセプトを伝えていきましょう、と言うような事をこれまでにも何度かお話してきましたが、お客様に伝えるには、そのコンセプトをスタッフがちゃんと正しく理解し、みんなが同じレベルで共有しなければならないと言う事です。理解もしていないことを、きちんとお客様に伝えることなんて出来ないですからね・・・。県内で15店舗あり、そのサービスの質、店舗作りの質を統一する為に羽富社長は、このコンセプトから「まずは自社の女性スタッフに翔(はばた)いてもらえる、職場にしよう」と取り組まれました。その一環として中小企業庁の経営革新計画があったのです。この経営革新計画、ご存じない方のために、簡単に説明しておきますと・・・「新事業活動」を行うことにより、「相当程度の経営の向上」を図るための経営計画を計画書として作成し当局(各県)に提出、審査の上、認可がおりると、助成金やら政府系金融機関からの融資など、通常ではありえないほどの好条件で支援措置をして頂けるというものです。まぁ一言で言うと、ありえないメリットがいっぱい、ということです。羽富さんは「魔法のランプ」なんて仰ってましたが、まさにその通り、こすればこするほど、メリットが芋ずる式に享受できます。そして、認可がおりるだけでも、県内では一目置かれる企業として価値が高まります。と、このように書くと・・・そのメリット目当てに「ようし、いっちょ経営革新計画にチャレンジするか!」って考える方もいるかも知れないですが・・・それでは本当の利益は得られません。企業の本当の価値は高まりません。いつも言うようにそれはただ単に表面的なことに捉われているだけの話。決して、抜本的なことの改革にはならないですし、新規事業や新しく取り組む事業活動などが企業コンセプトからズレていくことになります。従って、たとえ認可がおり、好条件で融資やら助成金を得ても結局は何も残る事はありません。何が言いたいのかというと・・・コンセプトがあるのなら、それを職場でスタッフがどうすれば理解・共有することができるか?また、どのように、そのような環境を作りあげて行くか?が重要であるということ。そして何より、それらを実践し続けられるか?ということ。ロコレディでは忠実に実践を繰り返してきました。だからこそ、県知事からの表彰、なんていう名誉あることまで享受できたのだと思います。このことでロコレディは、さらに企業としての価値を何倍にも高めたと思います。いわゆる企業としてのブランディングに成功しているということです。(これが全ての成功だなんてことではありません。念のため。)ブランディング、なんていうと、メディアにたくさん取り上げられて・・・とか、有名タレントが商品を愛用してくれる・・・とか、ロゴマークがカッコイイだとか、商品デザイン、イメージがどうだとか、企業イメージがこうでなくては・・・とか、そんなものじゃありませんよ。それらは、全て、信頼の上に成り立っているものであり、その信頼が価値を生み続けるもの、そう考えています。ちょっと想像して見て下さい。たとえば、初めて会った相手に「どこにお勤めですか?お仕事は?」と聞かれたとして、「○○です。」と応える。「えっ、あの○○ですか?」といわれたり、友人同士の会話で「その服どこで買ったの?」と聞かれ「○○よ。」と応える。「さすがねぇ、やっぱりあなたにはピッタリのブランドだわ」と言われる。なんてことないことですが、日常的なところで、このような会話が繰り広げられる企業。どう思います?直接的に、そんなもの直接売上や集客に関係ないから別にどうだっていいや。なんて思ったり、それはただ友人に自慢できるだけ、なんて思ったりしたらアウトですよ。このような日常的に企業名が出て来るということは、手の込んだなんちゃらマーケティングなんてしなくてもその企業名だけで「信頼を得る」ことが出来ている、ってことです。それだけで、お客様は価値を感じているということです。そして、それらが評判を呼び、お客様が増える、売上も伸びる、ってことです。分かりやすくするため極端に言いますが・・・「全く何もしなくても信頼され売れる」ということです。ロコレディはまさにその階段を昇っている、そう感じます。その一旦に県知事から表彰される、という事があったという事です。これが、実践をし続けることによって得られることです。企業そのもののブランディングです。だからといって、経営革新を促進して、実践し続けてください、なんていっているのではありませんよ。(本当にチャレンジする方は、チャレンジして下されば良いですが)あくまで事例の1つとして・・・です。何事も、目先の変化、効果、結果、だけを追い求めるのでなく、淡々と日々実践して行くことの方が、得られる大きさ、質が違うということの事例ですから、その辺り、誤解しないで下さいね。■今日のまとめ『企業としての価値を高めるには、コンセプトを基に忠実に日々淡々と業務を実践すること。』経営者なら、お客様に伝わるコンセプトをどのようにしてスタッフに理解してもらい、共有してもらうか?を考え、それをスタッフが実践しやすい環境を作るにはどうすれば良いのか?を考える。スタッフは、どのように実践すれば、そのコンセプトを伝えることができるだろうか?その為の具体的方法を考える。以上のことを考えられるだけ考え、ノートに書き綴っていって下さい。そのメモを毎日持ち歩き、アイデアが浮かんだら書き足してください。そして、その中から、スグにでも実践できることを実践してください。※ノートに書き込む人と書き込まない人に分かれるでしょう。このちょっとの差が、いずれ大きな差となります。あなたはどっちですか?・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・引用、終わり。 まだまだ、修正する点が多いです。 経営革新計画の認定は、通過点であって、終わりでは、ありません。参考になりますか???