カテゴリ:旅先案内
山代温泉は、長い歴史と伝統文化であふれた温泉街です。 山代温泉の古総湯から歩いて数分のところにある“いろは草庵”で思わぬ芸術に触れることができました。 【いろは草庵】 金沢の文人・細野燕台の食客となった魯山人が、大正4年の秋から翌年春までの約半年間滞在したという寓居を、当時のままに公開している「いろは草庵」は、吉野家旅館の元別荘で明治時代に建てられた建造物です。 仕事場や書斎、囲炉裏の間などを見ることができ、土蔵を改装した展示室には魯山人の作品を展示しています。 魯山人が湯の曲輪の旦那衆と語らい、加賀の食材に舌鼓を打った囲炉裏の間
ご存知のように、北大路魯山人(きたおおじろさんじん)は20世紀を代表する日本の芸術家。 書や篆刻(てんこく)にはじまり、その後絵画、陶芸といった様々な芸術分野で才能を発揮。特に、食と器には並々ならぬ興味を示し、「食器は料理の着物」という有名な言葉を残しています。 実際に使っていた文机や青磁の手焙り 書や絵を描きながら眺めた庭、四季折々の草花...。 この日は、今冬初めての雪で、庭はすっかり雪景色 魯山人の芸術性に触れながら、加賀棒茶とお菓子を館内でいただきました。 おかげで、ゆったりとくつろぐことができました。 《続く》
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