昨日はドイツ語のレッスンでした。
昨日は簡単な動詞を使った会話の練習を
みんなでしたのでとても楽しかったです。
相変わらずわたしは落ちこぼれであり、
アルファベットすらスラスラ言えないのです。
高校、大学と落ちこぼれでしたから、
慣れてはいるのですが、
くっそー負けるものか、と思っているうちはまだいい方で、
それを超えると、ま、いっかーどうせダメだから、となります。
そうならないように頑張りたいです。
わたしはいつも「ま、いっかーどうせダメだから」でした。
昨日会話でペアになったクリスティーナは
もともとかなりしゃべれるので、
足を引っ張ってしまったことと思います。
彼女は同居人38ちゃんの友人で、
このクラスで偶然知り合いました。
日系企業に勤めていて、日本語もペラペラです。
いいなー。帰りにバスに乗っていたら、ボルゲーゼ公園内の映画博物館に
“LOREN”と書かれた幕が掛かっていたのが見えて、
思わず泣きそうになりました。
イタリアを代表する大女優
ソフィア・ローレンの企画展をやっているのでしょう。
わたしはソフィア・ローレンと
マルチェッロ・マストロヤンニの映画が大好きで大好きで、
『昨日・今日・明日』などを見ると嬉しくなってしまいます。
フリマの日の朝も偶然テレビを付けたらソフィア・ローレンの特集で、
彼女の妹がインタビューを受けていました。
デビューするきっかけやケーリー・グラントと秘密の恋など、
楽しいエピソードがたくさん聞けました。
ローマには見たいものがいっぱいです。
オーディトリウムではJAZZフェスティバルがあって、
メシオ・パーカーやリー・コニッツ、ジョシュア・レッドマンなどが来るし、
展示館では駒形克巳さんの展覧会があるみたいだし、
ボルゲーゼ美術館にも行きたいし、
バルベリーニ宮のベルニーニ展もまだ観ていません。
駒形克巳さんの展覧会はブルーノ・ムナーリに捧げる、というもので、
ブルーノ・ムナーリはもう亡くなってしまいましたが、
わたしの大好きなデザイナー兼絵本作家なのです。
その彼に影響を受けた駒形克巳さんの展覧会がローマであるのです。
駒形さんには特別な思い入れがあります。
2001年の4月、わたしがローマに住むために成田に向かう時に、
見送りに来てくれた友人ぶっちぃが
彼の『PACU PACU』という青い絵本をお餞別にくれました。
今では本屋さんの社長さんをしているぶっちぃ。
彼女がローマに来られるなら一緒に行きたい展覧会です。
本当にわたしは欲張りです。
映画“SETA”(『シルク』役所広司、中谷美紀らも出演)も観たいし、
たまっているドラマも見たいし、
本も読みたいし、たくさん昼寝もしたい!
日本に帰ったらShiodomeitaliaクリエイティブ・センターでやっている
ブルーノ・ムナーリ展を見に行きたい!
ドイツ語もきちんと勉強したい!
どうしたらいいのだろう。
借りて見たテレビのドキュメンタリー番組で、
スポーツ義足を作る人を紹介していました。
彼の作った義足は足を切断された人たちに、
歩いたり走ったりできる手段だけではなく、
生きる道や勇気を与えています。
そんな偉大な事を人に与えられる彼を
とてもうらやましく思いました。
わたしにはそんなことは一生かかってもできないのです。
ぼーっと昼寝するのでせいいっぱいなのです。
どうしたらいいのだろう。