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テーマ:海外生活(7779)
カテゴリ:旅行
今日はシチリア旅行最終日。 カタ-ニアの空港からあまり遠くない場所を見学しようということになりました。 以前、友人がカターニアのフィッシュマ-ケットは面白いと言っていたのを思い出し、Piazza del Duomoの裏で開かれるフィッシュマーケットを見に行きました。 ここはお魚ばかりが売られているマ-ケット。 右を見ても左を見ても魚、魚。 ローマのうちのそばのマ-ケットには魚屋さんは2つしかなくそれにちょっと魚臭さが匂う。 主人はロ-マの魚屋さんの前を通るたび”臭-い。”と言って文句を言います。私は必ず”新鮮な魚だったら匂わないんだよ。 日本の魚屋さんで臭い匂いをかいだ事は無い”と言っていました。 カタ-ニアのフィッシュマーケットではやはり新鮮なお魚ばかりなので魚臭さはぜんぜんしませんでした。 主人も魚臭さがぜんぜんしないとびっくりしてました。 私がここで”いつも言っていた意味が分かるでしょう?”って言うとうなずいてました。 私はこの大きなマ-ケットに興奮して写真を撮ったりビデオを撮ったりしていましが、動物愛護をモットーにしている主人(だからベジタリアン)はメカジキの頭が胴体と切り離されディスプレーされているところなどを見て耐え切れなかったのか”近くのカフェで待っている”と言ってマ-ケットを去って行きました。私はおとというにのソ-スのパスタを食べたのだから、うにが売っているに違いない!!と確信し、うに探しに出かけました。 一通りマ-ケットを回り最後にあのイガイガをナイフで切り開けているおじさんたちを見つけました。 切り裂かれたイガイガの中は日本のうにとは違い星の形のような(ヒトデのような形)うにの身が入ってました。 おじさんにうにはいくらですか? と聞くと一個20セントと言われそれなら5つかって味見してみようと思いました。 注文しておじさんがうにを切り開けてくれている間、写真やビデオを撮っていたら隣のテントで売っているおじさんがえびを持ってきてこれ”バイアグラ”ってニコニコしながら言ってました。 後で主人にそのことを言ったらえびってバイアグラと似たような効果があるって聞いたことがあると言ってました。 そんなことをしている間にうにおじさんは6つ7つ8つとうにを空けていき私は”そんなにいらないよー。”なんて思ってました。 ま-中身は大した量でないのでいっか-と思いながらおじさんに2ユ‐ロを渡そうとしたらおじさんが”これはプレゼントだからいいよ。”って言われ、でも私は”そんな-こと言わず支払います。”おじさんは”いいんだよ。 プレゼント”って言うので素直に”Grazie"って言って頂いてきました。 主人のいるカフェに行き昼間からビ-ルを飲んでいる彼(ま-バケ‐ションだからいっか。)にプレゼントのうにの話をし、試食してみることにしました。でもカフェなのでこっそりと袋で隠しながら。。。。 っっが。。。うにをすくうスプーンがないことに気づきまずはコ‐ヒ‐をたのみそれに付いてきたスプ‐ンで隠れながらこっそりと試食。数日前に食べたうにのソ‐スのパスタの味がしました。 日本のうにの食感とは違いどちらかと言うとイカの塩辛みたいな感じ。 表現しにくい味と食感でした。 マ‐ケットも見れたしうにも食べれたし満足満足。
この後昼食をとりに近くのTavola Calda(日本のお惣菜やさんみたいなもの。)に入ることにしました。 これもマ-ケットを開いているおじさんにロ-カルの人が行くお店はどこか聞いて見つけたものです。 やはり作業服を着たお兄さんやマ-ケットに買い物に来た帰りのおばさんなどがいました。Antica Rosteceria Catanese----- Via Pardo (住所はストリ-トの名前しか分かりませんが大きな道ではないのですぐ分かるでしょう。Piazza del Duomoのそば) 今日もAranciniをちゅうもんしました。 一つはご飯にバタ-、チーズ、ハムが入ったもの。もう一つはご飯にほうれん草とチ‐ズが入ったもの。 揚げたてでチーズもとろ‐りと溶けていて最高においしかった。 私はサラダもたのみました。 中身のトマトもフェンネル(イタリア語ではフィノッキ、日本語ではなんて言うのか分かりません。)もロ-マで食べるものより味がありました。 今晩の夕食時間には飛行機の中なので空港で食べるかもしくはここで何かを買っていき飛行機の中で食べるかと言う選択でした。 もちろんここで何かを買っていこうということになりアランチ-ニと私はメカジキとえびのグリルされたものを買っていきました。 このあとそばにあるお城見学。 イタリアのお城は色々見学しましたがいつも思うことは外見の方がお城の中より感激するということです。中は大抵家具など何も置いてなくただのお部屋でそれに比べ外見は見るからに”お城”という感じで偉大さを感じさせるからです。 今回も同じ印象でした。 それにしても外見はかっこいいですね。 お城見学の後は空港に向うまでAci Castello, Aci Trezzaという海岸線の町に行ってみました。 ここは玄武岩の上にノルマン人が11世紀後半に建てたお城の跡が見られます。 海岸沿いに玄武岩の小山がいくつか立っていたのと海の水がとてもすんでいてきれいでした。 とっても暑かったので泳いでいたり日光浴をしている人がたくさんいました。
海を見ながら休めるカフェがあったので一休憩。 ここで私はシチリアの人が食べる朝食というものをお昼過ぎですが食べてみました。 Briocheとレモングラニ‐タです。 Briocheはちょっと甘めのパン。 そしてグラニ‐タはご存知のレモンシャ‐ベットのようなもの。 この組み合わせを始めて聞いたとき、朝からシャ‐べトを食べるの? って不思議に思いました。 カフェで何人かの人が食べているのを見たのですがなんとも不思議に見えました。 自分で食べてみると結構この組み合わせがいける事を発見!!!パンを一口食べてその後グラニ‐タを一口という感じで交互に食べていくとお互いの味を引き立てているようでとってもおいしかった。 海岸線でちょっとゆっくりしてから空港へ向いました。 夕方の便でロ-マへ。薄暗くなっていたのでまた飛行機の中からエトナ山のマグマが流れているのを見ることができました。 飛行機の中では先ほど買った夕食を食べましたが斜め後ろに座っていたおばさんが珍しそうに首を伸ばして私たちの食べているものを見てました。 というわけで無事にロ-マに到着。シチリアではロ-マとは違った色々なものが見れたのとおいしいものがたくさん食べれたので大満足です。 明日からまたいつもの毎日が始まります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.11.01 17:13:33
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