Peaceful Love from Germany

誕生日を迎える友達に、ドイツからSurpriseの電話をかけた。


子供が出来るまでは、建築士としてバリバリ働いていた彼女。
双子ちゃんの誕生とともに育児に専念しはじめ、今はママ業一本で頑張っている。


おそらく誰もが一見モデルだと思って疑わないほど
すらっとしていて美しい彼女。

一体この身体の、どこから双子が誕生したのだろうと　本当に不思議になる程の　その線の細さとしなやかな動きが、
声を聞いてありありと　目の前に浮かんでくる。



「旦那とのデートのためにメイクしてる途中だったのに
ロミオのせいで、初めからやり直さなくちゃー。（笑）」


と泣き笑いする彼女が、愛しい。

彼女の、驚きと嬉しさに溢れてくる涙に、私もついついもらい泣きをして、感動のBirthday、声の贈り物。



それから彼女との話題に出た、共通の友達のY。

Yは、指折りTOPの視聴率を長年獲得している人気番組のディレクター。
いつも世界中を飛び回って冒険的な番組作りに励んでいる。


Yと私は　10年以上、悪友（笑）として全てを話し、笑い、泣き合ってきた良きライバルでもある嬉しい関係。


ふと久しぶりに彼女の声も聞きたくなって、携帯に電話をかけてみた。



なんでだろう。
普通に、本当に普通に、まるで昨日会ったかのように全てがよみがえる。


いつもそう。

そして、いつもそう言って、二人で笑う。


私は話す。

「うちのママからメールが来てね、

『Yちゃんの名前が番組の最後に流れてきたわよ！すごいわね～。』　

って興奮してたよ。
しかもね、

『ロミオもドイツで、ちゃんと生きがい見つけて生きなさいね。』

なんて、すっかりYのせいで感化されて、
殆ど毎日メール交換してるのに　突然　”生きがい発見”モードに入ってた（笑）。」


それを聞いて、大笑いするY。



国際電話なのに、携帯なのに、まったく距離も時間も感じない。



ただただ、声が聞けて、嬉しい。



お互いの暮らしやこれからの話、まるで会っているかのように、話は止まらない。




海外暮らしで思うこと。


それは、日本の友達に、簡単に会えない寂しさと、真の友達の、大切さ。


色々な人種の友達がいて、様々な活動をして、楽しく充実した日々を送っていられる事へ感謝する。


それでもしかし、やっぱりね、恋しさはつのるの。。。



声を聞くと　さらにつのる。



今どこ?　何してるの?　あ、それなら　30分だけお茶しない?


なんて、偶然近い所にいることを知って、少しの時間を分かち合う気軽さ。



お互いに意味のある、詰まった話をど～っとして、
それからまた、さらっとお互いの時間へと戻る
心のつながった関係。



友達は　宝。

離れていても、　いつも　宝。


でも、やっぱり会いたいよ。

「会える」という事は貴重な事。

ナマでライブな空気を感じられるのは、
やっぱり「会う」事ならではの　素晴らしさだと思う。



今この瞬間　すぐに会うことは出来ないけれど

ありがとう。
いつもそこにいてくれて。