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テーマ:海外生活(7772)
カテゴリ:Juliromi ロマンティック編 ☆
年末の時期にだけ、個人的に花火を買うことが許されている法律のおかげで、
30日頃からあちこちで バン! ボン! と爆竹の音がし始める。 Silvester(シルベスター)と呼ばれるドイツの大晦日は 街中がその花火で埋め尽くされるのだ。 11時を過ぎると、人々は街へ繰り出して 公園や広場、小高い丘の上へと足を運び 年の移り変わりを見届けに集まる。 私とジュリアーノも スパークリングワインの小さなボトルを一本と シャンパングラスを二つ手に 街全体が見下ろせる山(丘?)の上までドライブしていった。 そこから見おろす街並みは 道路の車のライトやクリスマスから続いているイルミネーション ビルの灯り、そして幻想的に浮かび上がる数々の教会の灯りが輝いている。 カウントダウン15分ほど前になると 待ちきれない人々が既に花火を始めだす。 手持ち花火、ロケット花火、爆竹 などなど、 年明けをせかすように 大きく音を立てる花火たち。 10、9、8、7・・・ 人々がカウントダウンを始めると 私たちもグラスにシャンパンを注いで 乾杯の準備をした。 「Frohes neues Jahr!!!!!」 その瞬間から、街全体が騒ぎ出す。 ヒューッ!ドーン!!ボーンッ!!! 各自持っていたロケット花火が打ちあがり 上から見る街は、まるで動く宝石箱のように 様々な色の花火で新年の訪れをキラキラと告げる。 色、色、色.... 光と色が とどまることなく一面にあふれている。 私たちも、一本一本のロケット花火に新年の抱負をこめて 夜空へと大きく打ち上げた。 さて 10分もすると 視界は煙で真っ白になる。 煙の中から それでも続く花火の打ち上げに 少しぼやけて 色たちは浮かび上がる。 そして15分もすると 聞こえてくるのは こんな音。 ピーポー ピーポー..... (ドイツでは、タートゥータートゥーと表現されます) 救急車、もしくは消防車...!! 酔っ払った人々や、不慮の事故、ボヤなど この瞬間に発生する危険な出来事は、皆承知。 次の日のニュースで負傷した人々のお知らせが流れるのも 毎年のこと。 一段落ついたところで 慎重に 気をつけながら車を走らせる。 爆竹が 道路のあちこちで 今だに音を立て続けているから。 家に着くと、きちんと全ての窓のシャッターを閉めてきたことに心をなでおろしながら(笑) 静かにもう一度乾杯をして 新しい年への夢の中へ ゆっくりと入っていった。 A HAPPY NEW YEAR☆ **************************** この日記を訪れて下さっている皆様、 メインページ PeacefulLoveを訪れて下さっている皆様 いつもありがとうございます。 そして昨年の沢山のご訪問に、心から感謝いたします。 2005年、皆様に 沢山沢山の幸せと笑顔と愛が訪れますように☆ 今年もどうぞ よろしくお願いいたします*** Love&Peace ロミオ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.01.02 22:46:12
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