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カテゴリ:スペイン系(Ron)
【ケーンアイランド・ニカラグア】 ボトラーズブランド、「ケーンアイランド」のニカラグアバージョンです。 熟成年数は12年。 ケーンアイランドはインフィニティ・スピリッツというオランダの会社がやってるボトラーズブランドです。 カリブ海と中央アメリカ産のラムを幾つかラインナップしているようで、大きくカテゴリー分けすると、とある島の複数の蒸留所のラムをブレンドした「シングル・アイランド・ブレンド」シリーズと、単一蒸留所のラムの「シングル・エステート」の2つに分類できます。 今回はシングルエステートの「ニカラグア」を飲んでみます。 僕はニカラグアのラムが好きなので、ラインナップにニカラグアがあると、先ずそれを飲んで美味しかったら次に行くかどうかを検討することにしています。 ボトルの裏ラベルには、「ちゃんと熟成させてます、樽に再充填してないし、ソレラでもない正真正銘の12年熟成ラムです」みたいなことが書かれています。 僕としてはソレラでも最高熟成年数表記であっても、美味しければなんでもいいのですが、そういうところへのこだわりが強いようです。 度数43%で、色はフロール・デ・カーニャより少し濃く感じます。 大まかな香りや味の系統はやはりフロール・デ・カーニャ的ですが、旧フロール・デ・カーニャや、同じニカラグアのモンバッチョシリーズにより近い風味を感じます。 穏やかなバニラの風味に加えて、力強さを感じるダークチョコレート的なニュアンスがあって、比較的濃厚系。 味そのものがはっきりと濃く感じられ、もともと甘さはさほど強くはないニカラグアンラムですが、相対的にさらに甘さ控えめに感じられます。 そういった個々のバランスが良く、全体的にはとても美味しいラムだと思いました。 これだけ美味しければ、ケーンアイランドブランドのセンスは信用できる気がします。 他のラインナップも飲んでみたいと思いました。 珍しいオーストラリアのラムや鉄板バルバドス:フォースクエアのバージョンもあるし、それに日本には入ってきていないようですがドミニカ:ロン・バルセロの蒸留所のやつも興味深いですね。 【僕の評価】5段階中の5 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019.11.22 20:20:06
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