|
カテゴリ:イギリス系ラム(Rum)
【プランテーション ガイアナ2007】 プランテーション ガイアナ2007 ガイアナのラムです。 僕の中でプランテーションのガイアナと言えば、シングルカスクコレクションの「ガイアナ2008」が思い出されます。 マロンペースト入りのデメラララムといった感じで凄く美味しく、日本国内ではまだ流通があるので、僕はまだ未開封のやつを1本キープしてるほど大好きなラムです。 今回のやつはヴィンテージコレクションというカテゴリーで、フェランカスクによるダブルエイジングのみ。 発酵は1週間で、2007年蒸留、2022年ボトリング、蒸留はポートモーラント・ポットスティルとコラムスティル、バーボンカスクでのトロピカルエイジング13年、フェランカスクでのコンチネンタルエイジング2年、度数51.0%、というスペックです。 香りは「2008」系統で、エルドラド15年やパッサーズほどポートモーラントすぎない、クセの無いデメララといった感じ。 甘くコク深い黒糖キャラメルにクローブ、シナモンが少し溶け込んだあの香りが力強くあって、その他の要素は控えめです。 フェランカスクのフルーティーさもそれほど感じられません。 飲んでみても同様で、風味的には黒糖キャラメルとクローブなどの微量スパイス、少し蜂蜜やある種の花、チョコレートっぽさも感じられます。 全体的にはオイリーで厚みのあるリッチなボディで飲みごたえ抜群。 革製ギターストラップやメントールなどの一部のデメララにある(と僕は思います)クセがないので、濃厚なのに飲みやすく、僕はとても気に入りました。 「2007」の方が栗要素のおかげで風味的には複雑なのですが、ラムそのものは今回のやつの方が上等な気がします。 熟成年数がこちらの方が長く、度数もこちらの方が高いので、そういうのも影響してるのかもしれません。 やっぱりガイアナ:デメララって美味しいな、と思った1本でした。 【僕の評価】5段階中5+ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.08.18 20:50:12
コメント(0) | コメントを書く
[イギリス系ラム(Rum)] カテゴリの最新記事
|