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カテゴリ:スペイン系(Ron)
【フロール・デ・カーニャ センテナリオ21】 フロール・デ・カーニャ/センテナリオ21 ニカラグアのラムです。 21は21年物ということではなく、21世紀になった時に記念バージョンとして限定リリースされたということのようです。 中身としては15年物らしく、裏にそう書いてありました。 これまでこのラムの存在は知ってはいましたが、なにぶん発売がずいぶん前のことだし、限定品ということで流通量も少なく、国内では見つけることができずにいました。 海外でも、もうほとんど見かけることはありません。 フロール・デ・カーニャは大好きなラムなので、ぜひ飲んでみたいと思っていたところ、今回運良く入手することができました。 貴重な1本です。 ブルーのボトルにゴールドの文字が印字されていて、カッコいい外観です。 ボトルは陶器のようで、他にベルベット調の袋付きでした。 キャップのラベルに通し番号があり、僕のは39713番でした。 香りは現行のフロール・デ・カーニャと違って、旧フロール・デ・カーニャ系統。 糖蜜カラメルにカカオの雰囲気も感じられる濃厚な香りです。 飲んでみると味も同様で、カラメル、カカオ、コーヒー、それに蜂蜜の風味もあり、かなり濃厚・フルボディです。 とてもコク深く、後味も長くて、現行フロール・デ・カーニャや旧フロール・デ・カーニャよりも強めのしっかりした味わいです。 しかしアルコール刺激は無く、とてもマイルド。 ボトルの裏に熟成年数15年と書いてあるので間違いないと思いますが、現行や旧フロール・デ・カーニャの18年と比べても、このマイルドさ、まとまり感は際立っているように感じます。 同じニカラグアのモンバッチョやボルケーノシリーズ、サパテラとも違う風味・味わいだし、フロール・デ・カーニャ25年の濃厚マイルドさとも別種であるように感じました。 同じサトウキビ、同じ蒸留所生まれなのに、こんなに違いがあるのが興味深いですね。 発酵、蒸留、ブレンドの奥深さを感じます。 【僕の評価】5段階中の5+ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.08.28 20:50:04
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