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カテゴリ:バーボン
【ワイルドターキー8年】 ![]() ワイルドターキー8年と13年 バーボンです。 もう20年以上昔ですが、当時飲んだバーボンの中で、唯一美味しかった記憶があるワイルドターキー。 濃厚で、しかも飲みやすいなと思いました。 その後あらためて買って飲んではおらず、当時飲んだのがワイルドターキーのラインナップのどれだったかはもう思い出せません。 友達がスーパーマーケットで買って持ってきたので、ハイ・グレードなやつではなく「8年」だったかもしれません。 今回はあらためてその8年と、さらに13年を飲んでみようと思います。 8年は101プルーフ:50.5%。 この8年101は、現在生まれ故郷の米国ではラインナップから外れてしまったようです。 他の多くのバーボンと同じく、エントリーモデルはNASになり、81プルーフ:40.5%がスタンダードで、それにNASの101プルーフ:50.5%があります。 日本でもそれらは流通していますが、8年101もあるので、かなり複雑なラインナップになっています。 この8年101、飲んでみると、香りも味も昔の記憶そのまま(昔飲んだのはこれじゃないかもしれませんが・・)に、濃厚で強さがありながらマイルド。 バニラと濃いキャラメルの風味とじんわりした甘み、それに果物系の風味と酸味、焦げたオークの風味もあって複雑な味わいです。 度数高めながら飲みやすく、素晴らしいバーボンだと思います。 【僕の評価】5段階中の5+ 【ワイルドターキー13年 ディスティラリーリザーヴ】 ![]() 「13」という、欧米では不吉とされる数字を使っていることでもわかるように、13年は日本市場限定品のようです。 昔は12年101があったようですが、それも廃止され、その代わりに出てきたのがこの13年とのことですが、91プルーフ:45.5%にダウンされています。 ![]() まったり甘いキャラメルの香り。 焦げたオークとオイリーなバニラ、それにネクタリン的なフルーツ系の香りも感じられます。 味わいは91プルーフながらコク深く、キャラメルコーン的な甘さとバニラ、焦げたオーク、洋ナシ的な果物の風味もあり、それらがバランスよく溶け合って丸く柔らかな感じがします。 8年101とは、さすがにかなりの値段差がありますが、この13年を飲むと、これだけ美味しいならこの価格差は許容されるだろう、という気がするし、8年101を飲むと、いやいやこれだけ美味しいなら、もうこちらでイイだろうという気もしてきます。 ![]() ワイルドターキーの製法上の特徴は、マッシュビルのトウモロコシ比率が低く、ライ麦と麦芽大麦が多いこと、蒸留して樽に入れる時点でのアルコール度数が低く、従ってボトリング時の加水比率が低いので、原酒の風味が保たれている、ということにあるようです。 とにかく美味しいバーボンだと思います。 【僕の評価】5段階中の5+ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.04.29 20:40:06
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