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カテゴリ:恋愛、人間関係
アミアン出身のエマニュエル・マクロン氏の奥さんは
高校のフランス語の先生で、同じクラスには彼女の 娘さんもいた。 17歳でブリジットさんに結婚の告白をしたが、 Quoi que vous fassiez, je vous épouserai 「あなたが何をしようと僕はあなたと結婚します」 前世からつながっていたのかな、とさえ思わせるセリフ。 フランス語がわかる人はここで彼が他人行儀的な 話し方をしていることに気づくだろう。 フランス語の先生で経済的には自立できるブリジットさんも 天才肌(と、2017年大統領選挙の際は大手の報道機関や雑誌がたくさん書いていた)の彼の賢さの芽を摘んではいけないと、思ったことだろう。 思うに、天才だろうが、そうでなかろうが、若い人の持つ潜在能力だって引き出して伸ばしたいゆえに先生になるわけだから。 2020年頃かそれ以前から、実は彼は報道で言われているほど賢くはないんだよ、と語る彼と同年代の青年弁護士が現れ、567惑珍で非接種者が異様に追い詰められる社会情勢を作った膜論政権をほのかに?厳しく批判する著書を出版。 さて、話しを続けると、 高校生のエマニュエル、大事な時だし、彼女と距離を得れば、 恋の炎も消えるのでは、と親は若いエマニュエルを高校3年の時に アミアンを去らせパリ市内の高校に通わせる。 (と、書いていたが、2022年にマクロン氏の父親が、いやそうじゃない、反対していたのは母親だが、自分はそうでもなく、息子は最初からパリ市内の高校に行く予定でいただけのこと、と言ってたそうである。追記は2022年4月中旬過ぎ。時々こうして過去に遡ったり) もちろん、彼の将来を応援する彼女もパリ行きを応援。 彼はここで理数系のバカロレアSを取得。 彼女もアミアンという地方都市にはいられなくなったのか 結局パリ16区の高校の先生として引っ越しする。 若いマクロン氏にとって彼女は崇拝の対象のようだったそうだ。 adoration 彼女と絶対結婚するという決意の前で、 彼女はもし彼のそばを離れれば自分は後悔することになるだろうと 思ったことをル・ソワール誌に語っている。 「自分は後悔することになるだろうと思った」と訳したが、 フランス語では je me suis dit : je vais passer à côté de ma vie si je ne le fais pas 「彼との人生を拒否すれば、 ほんとうの自分の人生を生きていかないのと同じことになるだろう」 みたいな感じですかねえ。 彼は国立パリ第10大学で哲学のDEA取得。 これは博士論文を書くレベルに達していることと 大学で講義できる能力を備わっているというディプロム。 この後、彼は国立官僚養成学校に入学、卒業。 この時にナイジェリアで研修をしているそうだ。 そして国の財政監査総局員になり、その後は 大臣になったりしている。 2007年に結婚して、 ロスチャイルド銀行とは2008年から2012年の勤務らしいが、 大手銀行勤務を奥さんは嫌がっていたそうだ。 と、いう記事を目にしたことがある。 義理孫のいる39歳の政治家。 マクロン氏はフランスの財政を上げるには日曜日にも お店を開けようと提案を練ったそうだが反対された、とか。 日曜日にスーパーが閉まっているのが今でも普通。 キリスト教徒は日曜日は働かないから。 開いているのはアラブ系の店。 不便。 はあ、とため息、 そういうものだと慣れればいいだけの話しであるにせよ。 それにしても日本はどうなるんだろう。 福島のことはフランスでもよく報道されていたし、 フランスで原発反対運動も起こった。 メルケル首相のドイツは原発を離れた。 大統領選に落選した左翼のメランション氏は原発の全面的禁止を訴えていた。 みんな核廃棄処理物質のごみ問題を知る人たち。 マクロン氏も原発の数を半減したいと思っている。 石油に頼る発電所も完璧に撤退し、その人材を太陽光電力へと シフトさせたいと思っている。 そのフランスのヴェオリア社が2016年初夏の話では日本に核ゴミを送る記事があった。 放射性廃棄物処理だそうである。放射線量は低いゴミの処理と日本でも記事になっていた。 日本で処理してフランスに送り返す、ということらしい。 下手に騒ぐ気はなくても、できるだけ海外から日本に廃棄物を送ってほしくない。 まして大好きなフランスから。 ヴェオリア社は水処理の会社で、南仏の水道水もここに頼っている。 一時期、水道管の保険勧誘の広告が激しかった。 福島の核ゴミの問題もある中で 日本はノーと言えない立場を自ら築いてしまった記事を見た。 被爆国日本をこれ以上どうしたいのか、と暗い気持ちになる。 原発から出る放射能汚染廃棄物が遺伝子の構造を変えガンや 白血病などにしない方法があるなら、もっとマスコミが騒いでも いいはずなのに。 追記2019年12月18日 フランスの LaCroixという新聞には、2018年4月20日の記事によると、 日本政府、東京電力が放射性セシウムによる土壌汚染の処理対策を進める中で、 Demeterres と名付けられたフランスの実験が福島で放射線を帯びた土壌の大きな二袋分を対象に実験が行われた。 実験結果だけかいつまんで書くと、 当初のセシウム基準より33パーセントから50パーセントほど少ない土壌を70パーセントから80パーセント得ることができた、という内容である。 この土壌は1キログラムに付き8000ベクレルの敷居を越えないため、 日本政府の8,000ベクレル/kg以下、再利用基準を満たしている、と書いてある。 Demeterres と名付けられたこの試みは、 2013年から フランスの原子力・代替エネルギー庁(Commissariat à l'énergie atomique et aux énergies alternatives:CEA) ヴェオリア社 Veolia 元アレバで現在は Oranoオラノ社に変名、 フランス放射線防護原子力安全研究所 IRSN フランス国立農学研究所 INRA フランス農業開発研究国際協力センター(CIRAD) も交えて取り組まれてきたそうだ。 この方法は一時間に20㎏から30㎏の土壌の除染処理ができるそうが、 処理場を現地に設置するのが妥当だと書いてあった。 2019年9月6日付けの日本経済新聞を読めば、 フランス原子力・. 代替エネルギー庁のヴァンサン・ゴルグ廃止措置・解体局長は 福島の廃炉終了が即、更地にできるかどうかに関して慎重な姿勢である。 フランス放射線防護原子力安全研究所 (Institute de Radioprotection et de Sûreté Nucléaire:IRSN) フランス国立農学研究所(Institut national de la recherche agronomique:INRA) フランス農業開発研究国際協力センター(Centre de coopération internationale en recherche agronomique pour le développement:CIRAD) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
April 21, 2022 05:01:51 AM
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