カテゴリ:ざっくばらんにひとりごと
(2014年 三重県「いつきのみや歴史体験館」で購入) 今日、9月9日は重陽の節句。あまり馴染みがありませんが、3月3日、5月5日、7月7日といった奇数月のお祝いのひとつ。 9月の場合は別名、菊の節句とも言われ、菊酒を酌み交わし菊枕で眠るという中国の風習があったようです。 菊は薬草でもあり、生薬としてもポピュラーなもの。あのヨモギも菊科ですね。 さて、その菊の節句に登場するのが『須臾嚢』と呼ばれる匂い袋。赤い小袋にカラハジカミの種を詰めて床の間に飾ったりするようで、薬玉(くすだま)飾りの一種です。 実際、呉須臾湯(ごしゅゆとう)という漢方は頭痛に効き、他の菊科植物と同じような働きがあります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.09.16 17:45:55
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