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るびこん河わたる@ Re[1]:売買立会(10/19) kazzin.さん お返事ありがとうございます…
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2005年12月30日
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カテゴリ:研修前日記
今年を振り返る。

(1) 司法書士試験を振り返る。

私の確信
イ) ひとつとして同じ本試験はない!
ロ) 100万個の覚える事項も、常に1個の確実な理解・記憶から!
ハ) 司法書士試験は下記の段階と局面を踏めば、必ず合格できる!(その期間は各受験生の置かれた状況や性格や緊迫性などによって異なる。)

私が考える司法書士受験生の全体像(H17出願者数31000人を基礎として7月時点でのもの)及び学習の段階と局面

G段階
これまでの日常生活・自分の常識から、まだ『法律』自体に馴染めていない人たち。
F段階
何とか司法書士試験の受験をある程度生活の中に組み込み、その理解はともかくもどういう問題が出されるのかは知った人たち、又は全科目学習が進んでいない人たち、択一で午前午後とも20問前後の実力の人たち。
E段階
とにかく試験科目全体をほぼ一通り手を付けて、自分なりに全体像を見ることができるようになったが、午前午後の択一両方とも足切り点に達していない人たち、両方ともだいだい24問前後の実力の人たち。

ここまでで27000人以上となり、87%以上という大部分の受験生はここにいる。


D局面
全科目の過去問を最低1回はしっかりやり、択一の全体像はしっかり見えており、自分の得意科目と弱点科目が明確になってきている人たち。択一では午前か午後どちらかで足切り点は突破することがある人たち。この中でも午前か午後の択一を安定的に足切り突破できる人と突破できる場合とできない場合がある不安定な人たちに分かれる。

今年の場合、午前の択一の足切りで約3700人が残り、午後の択一の足切りで約3400人が残ったが、択一両方の足切りを突破した人は2500人前後と考えられる。(司法書士である外部試験委員が主に記述式試験を採点していると考えると、司法書士の試験委員の数は10人前後と例年変化はない。よって、記述式採点対象となる人数は増やせない。)

仮に今年の記述式採点可能数が2500人であったとすると、午前の択一はクリアしたが午後の択一で足切りをされた方が約1200人(3700-2500)となる。また、午後の択一はクリアしたが午前の択一で足切りをされた方が約900人(3400-2500)となる。

したがって、午前か午後の択一で足切りされた方は、合計約2100人ということになる。


C局面とB局面
次に択一はクリアしたが、記述式で足切りされた人たちは、足切り点25.5点が1121位であり、25.0点が1194位であることを考えて、約1200人が残ったということにすると、約1300人(2500-1200)ということになる。
しかし、重要なことなのだが、この記述式で足切りをされた方々の中にも2つのレベルがあるということである。総合点は上回って、記述式のみで足切りされた人たち(B局面)と、総合点も下回って、かつ、記述式で足切りをされた人たち(C局面)である。この2種類の人たちで何が違うかというと、前者は弱点が1つしかないが、後者は弱点が記述式及び午前か午後の択一式と最低でも2つあるということである。B局面にいる人たちを、私は300人ぐらいとみる。残り1000人はC局面にいる人たちとなる。


A局面
そして、択一も記述式も足切りを突破したが、総合点が足りず、合格できなかった人たち、この人たちが約300人(1200人―合格者884人)いる。この人たちは実は総合点で上回って記述式で足切りされた人たちよりも来年に向けては不利な場合も十分ある。なぜなら、択一の実力が総合点で上回った人より低い可能性が非常に高いからである。また総合点で下回っているので弱点が午前択一・午後択一・記述式の3つのうち2つ以上になる可能性もありうるからである。

AA段階
すべてクリアした合格者884人である。


ちなみに私の場合、G段階にもっとも苦労し時間を要したが、1回目は、会社も辞め比較的受験勉強に専念できたこともあって運良くB局面まで行くことができた。逆にBに止まってしまったともいえる。が、もし1回で合格していたならば、このような自覚的な段階と局面について全く分からなかったと思う。そして同期の方で今年7回目で合格した方がおり(私はその方を尊敬している)、その方の経験も参考にさせてもらい、学習の発展過程としては上記のような段階と局面を踏むという私の意見に賛同いただいたことを付け加えておきたい。(数字はあくまでイメージの補助として考えていただきたい。また必ずこの順序を踏まなければならないといっている訳ではない。)


最後に、甘えを払拭しきれていない受験生に、来年に向けあえて忠告をしておきたいと思う。
確かに大前提として「ひとつとして同じ本試験はない」ので、上記のG~Aの段階と局面(「段階」が大きな区分けとすると、「局面」は小さな区分け)は、決して固定的なものではない。しかし、A~Bの局面にいる約600人ぐらいの層は思っているよりも硬くて厚い層だということである。いわば、合格の順番を待っている人たちとも言える。この岩盤を打ち破る努力と覚悟があってこそ、合格することができるのだということを忘れないで欲しい。健闘を祈る。

※文章が長くなるので、断言調で記述したことをお許し願いたい。











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Last updated  2006年01月02日 22時33分20秒
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