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RuchiのOsho禅タロットからのメッセージ

RuchiのOsho禅タロットからのメッセージ

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2005.11.28
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カテゴリ:Ruchiのつぶやき
‘不満’という状態・・・
これは大なり小なり、誰もが体験する感覚ではないでしょうか。

私も最近、実感したのです。
私って結構、不満だらけの人間なんだ、と・・・。
小さい頃から父に「言い訳をするな!」と言われていたので、
口には出して言うのには抵抗があって、ブツブツ言ってるわけではないのですが、
心の中には自分で思っていた以上の不満がいっぱいありました。
自分でもホントに驚きました。

不満というのは誰でも持っている感覚なので、
それがちょっとした愚痴をこぼす程度の一過性の場合は問題ないのですが、
何度も、しかも継続的に同じように考えている場合は、要注意ではないか、と・・・。

その不満をじっくり覗き込んでみると、何か(あるいは人)の方向を向いていて、
その方向が自分自身に向いていることもあるのですが、
大抵は外側の何かに向いていることが多いようです。
何を不満に思うかは人によって違うと思うのですが、
不満の状態そのものはだいたいにおいて同じです。

「どうして、こうならないんだ?!」

何かを望んでいるのに、その望み通りに事が運んでいない状態に対して、
愚痴っているのです。
時にそれは天候などの不可避な要素にまで及んでいます。

「どうして今日、よりにもよって雨が降るんだ?!」といった具合に・・・。

冷静なときには、笑えます。
自分の都合で、ものごとは動いていない。
これは誰でも分かっていることです。

でも、不満の状態にある場合は、それを簡単に見失ってしまうのです。
そして、怒りさえも覚えてしまいます。

お金に困っているときは、お金を貸してくれない人たちに腹が立ちますし、
豊かに生きている人たちに嫉妬を感じてしまいます。
愛情が欲しいときには、うまくいってるカップルに腹が立ってしまいます。

不満とは、満たされていないという状態です。
何かに対して、自分は満たされていないのです。

手に入れたいものが、手に入っていない・・・。
こうなって欲しいということが、そうなっていない・・・。
なって欲しくないことが、現実になってしまっている・・・。

でも、それらを全部冷静に考えてみるとき、
自分の願い通りにならなければいけない理由は何一つありません。
例え、どんなに自分がその為に努力していたとしていたとしても・・・。

でも、本当の問題は、
不満の状態にある自分自身に気づかないということかもしれません。
不満を言っている状態の自分が不自然だと気づかないことかもしれません。

だから、その状態にあるときには、周りにどんなに自分を気遣ってくれる人がいても、
それ以外のことで、恵まれた状態にあっても、何一つ目に入らず、自分がこうあって、
あるいはこうあって欲しくないと思うことに、自分の焦点が合ってしまっているのです。

そして、そんな中ではどんな忠告も耳に入らず、自分の想いの中で苦しんでしまうのです。
だから、自分自身はますますネガティブになり、それに合わせて状況はますます悪い方へ傾いていくのです。

不満というのは、他人(外側)への過剰な期待に他なりません。
外側への期待を棄てると、不満が急にしぼんでいくのが分かります。
不満の状態の中で、外側への期待を落とすことは難しいでしょう。
でも、それ以外に、方法はありません。

不満を持っているときは、感謝の気持ちはありません。
感謝の気持ちがあれば、不満を持つことはないからです。
不満を持っているときは、傲慢です。
自分のことしか見えていないからです。

躍起になってやろうとしていることは、
外側を自分の期待に合わせるということなのです。

だから、なるべく早く、不満の状態から抜け出る必要があります。





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最終更新日  2005.11.28 23:48:58
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