ドラマ・生徒諸君!第1話~第7話 感想
第1話こちらは教科書とはうって変わって、女教師版GTOっぽい学園物です。(原作知らないので語弊があったらスマソ!)クラス全員が3TD(トラブル請負人)の信者というか、3人の請負人によって支配されています。私の予想では、本郷奏多・堀北真希・金髪君が3TDだと思います(その予想ベタすぎですから!残念!)ドッジボールのシーンで最初に「死ね」っつったの真希たんですからね。渡辺くんにあれこれ指示出したり、学級内でイニシアチブ取ってるのは奏多きゅんだしね。金髪はまぁ嫌でも目に付くしね(笑)…にしても、内山理名…松子の延長戦ですか?ファッションとか色々引きずってるような気がする…。次週松葉杖ついてるし不幸の連鎖が始まるのか!?教師と生徒の抗争は学園ドラマの王道ですけど、教師達がこれまた病んでて、そっちのが気持ち悪い。現代社会を象徴していると言いますか…。「生徒は教育を受けていただくお客様」このような事を言ってるから、おかしなPTAやガキがのさばって、『教育の現場』的な記事やワイドショーなんかで面白可笑しく取り沙汰されるわ、精神科や心療内科に通う教師が増えてしまうんじゃねぇの?ぎむきょういくってなんだ?椎名桔平は『鉄仮面』装ってますけど、1話で既にトラウマの断片が見えちゃいました。もうちょっとしまっといても良かったんですがねぇ。救いは渡辺くんが内山理名に心を開いた事ですね。その所為で3TDの制裁受けなきゃいいんですけど…。コレは結構見応えがありそうなので見よう。第2話2話目にして3TDの正体が明らかに…しかも私の読み通り。素人にプロファイリングされてどうする(笑)この展開の早さ、9話打ち切りのフラグが立ったような気がしてなりませぬ。まぁ今時あんなテンションの教師が担任だったらウザいかもですね。うわ~、一人で青春ノリやってる。痛~!と私なら思いかねません。金髪君のおうちに家庭訪問するナッキー。ヤクザなお父さんとの対面で、ひょっとして金髪のカオル君は3TDじゃないのかな…と、不安がよぎったのですが。ムムゥ…。その後階段から突き落とされるわ、エロ化学教師(濡れ衣)を盾に取られ家庭訪問断念せざるを得ないわ、ヒッキーの生徒まで利用してハメられるわ。遣り切れねっス。そしてラスト、3TD誕生秘話が明かされますが、元担任にあんな仕打ちをされたら生徒達が教師不信に陥り、ねじ曲っちゃうのも当然じゃねーか?そこをナッキーがどう立ち向かっていくのかが肝になるのでしょうけど。予想以上にディープな話でラスト10分は釘付けでした。…でもこの展開に持って行くのが早すぎで勿体ないなぁ。次から息切れしそうだな、なんて危惧しながらも、次週も見ます。第3話3TD誕生秘話が明かされ、生徒と共に涙するナッキー(内山理名)「私が(元担任を)連れてくる。約束する。」NGワードの地雷踏んじゃいました!生徒達の心が更に頑なになってしまいました…。元担任を連れてきて謝罪させると言い放ったナッキーは、元担任に好意を持っている女生徒と鉄仮面(椎名桔平)の協力の下、元担任に会いに行き説得を試みます。…が元担任は、文科省のトップの息子。事件をもみ消すのは容易でしたし、素直に説得に応じ詫びを入れるとは思えません。ナッキーは俄然不利です。その姿が余りにも一生懸命で痛々しいので、鉄仮面は過去のトラウマ(自殺。鉄仮面自身が自殺未遂だったら怖いな…)とも相まって、一瞬ナッキーにぐらつくのですが、文科省のお偉いさんに楯突くわけにもいかんし、そんな安易に事が運ぶわけがありません。鉄仮面はナッキーに「元担任を連れてくる」と口約束したものの、元担任の海外逃亡に荷担したのでした。その時の元担任の科白「親が文科省だから俺は教師になった。親がそうじゃなければ、こんな仕事するわけがない」…こんな奴に教師やらしてたら日本も終わる罠。安請け合いで「元担任を連れてくる」と言ったナッキーは、約束を果たせなかったので、生徒達に土下座までして謝罪します。正直ここまでやるか!?って感じです。その後ジュリア(堀北真希)が「キタシロさん(ナッキーの苗字)」と呼ぶ明らかな拒絶反応にズガンときました!益々教師不信に陥った生徒達は、この後どんな暴走をやらかすのか?逆手にとって3TDに依頼を申し込むナッキーの秘策とは?これ、原作読んだ方が面白そうだなぁ…と今更気付いてしまった(笑)このドラマの脚本家余り評判良くないみたいだし…(苦笑)第4話ナッキーと不登校の女子生徒の漢字バトルが凄かった。【蛞蝓(なめくじ)】なんて読めまへん。【雲丹(うに)】が精一杯です(笑)答え合わせは不自然に空いている所を反転してね♪そこはナッキーの方が一枚上手で、夜露死苦ヤンキー変換で女子生徒を黙らせました。カックィー!そこに通ってた他の子たちもナッキーのファンになってしまったみたいだし(笑)今回は学園ドラマの王道的展開で、ホンマ女教師版GTOさながらでした。「あたしが3TDだったら、弱い人から助けるね!」クゥ~ッ!(川平慈英風に)3TDにしてみればやっぱり面白くないわけで。次回、ナッキーに傾いた女王の教室に出てたお調子者役の子の制裁にかかります。フツーに(普通ゆーな!)クラス内のいじめに発展しそうです。「助けて」ってメール寄越したの、ジュリアだと思うな。この子の闇が一番濃くて、反発しながらも実は一番ナッキーに救いを求めてる生徒なんじゃないかと。第5話遂に3TDがクラスメイトに牙を向ける!いじめのシーンは真似するバカが出ない事を祈るよ。「火付けたら…」ってシャレにならんから!そして教職の首を賭けナッキーとカオルちゃんのバスケ一騎打ちですが、決着早!つーか内山理名、フツーにバスケ上手いんですけど!ジュリアはやっぱり何かとんでもない闇を内包しているようです。頼むからラス前くらいまで引っ張ってくれよ~(笑)ケガ人、ひきこもり、女子、カツアゲ被害者、と、その友達(笑/このポジションが一番悲すぃ)というザコチームにも拘わらず、ナッキーはあくまでもゲームを楽しむことが一番だよ!と励まします。しおれてたザコチームも次第に笑顔を取り戻してゆき、マリのウィンクも炸裂し、ケガ人くんがヤケクソで放ったボールがリングに!奇跡の3ポイント!満面の笑顔を見せるザコメンバーとはうらはらに、カオルちゃんはすっかりやる気をなくし棄権してしまいます。「木下くん(カオルちゃん)の笑顔が見たいな」私も見たいぞ!全く聞く耳持ってないかのように見えたカオルも「もう3TDは要らないのかもしれない。俺たちにはあの笑顔は作れなかった」ナッキーの事を認めているではありませんか!いい感じになってきたら次回激震が!鉄仮面のトラウマが本格的に明らかになりそうですぞ。でも展開早いね~。9話打ち…ゲフッ。第6話堀北真希とカオルちゃん役の子+他何人かと、わたしたちの教科書の水嶋ヒロなど、両学園モノのキャストがやたらと7月からの火曜9時ドラマ『花ざかりの君たちへ・イケメン♂パラダイス』に出演決定してますねぇ。元は花とゆめで結構長いこと連載されてた少女マンガです。タイトルが捏造ですけど(爆)男子寮の中に女の子が一人紛れ込んで、あーだこーだ…(読んでないのに無理に解説せんでいいから!)昨年の事件が元で2年3組は修学旅行を辞退。都心の中学生は2年で修学旅行に行くんですねぇ…。これにはPTA会長の公平の母が噛んでます。問題のあるクラスには必ずPTA会長のオカンが生息する。ハ~ァア。けれど中には当然行きたい子もいる訳で、ナッキーは代理店に2年3組の追加をお願いに。ナッキー…バスケは上手いけど泣き真似ヘタね(笑)が、学年主任のアリキリ・石井にその場を阻止されてしまい、呼びつけたはずのPTA会長と取り巻き2人+鉄仮面に「(旅行に行けないのは)親や学校側の正義があるからだ」と言いくるめられてしまいます。けれどナッキーはそんなことで諦めるわけがありません!代理店の正面玄関にて座り込み大作戦!…フツー営業妨害で警察にしょっ引かれないか?(まぁまぁ落ち着いて/笑)黙って座り込むのに飽きたらず、日が落ちた頃、ナッキーは生徒一人一人の良いところを大声張り上げて挙げまくるじゃないですか!凄いなナッキー。短期間でここまで生徒一人一人を見てるなんて。見てるこっちが恥ずかしくなるけど…(笑)心を打たれたカオルちゃん他バスケ組は、涙ながらにナッキーに駆け寄ります。旅行に行きたいと言い出しっぺの柴田安里が特にナッキーに感銘を受けていました。公平ほか心を許していない生徒若干名は、鼻白むように遠巻きに見てその場を去ってゆきます。二分化された2年3組と3TD。そういえば今回初めて『3TDのテーマ』とも云える独特のコーラス曲(ってゆーんかな?)が一度も流れませんでした。この曲を聴くと、草なぎ剛主演の『TEAM』を思い出します…。少年犯罪を扱った中々重いドラマでした。好きでスペシャルも全部見てるのに、何故か一度も再放送されないんですよねぇ…。ナースのお仕事とかやまとなでしことかはボケ老人のように何遍も再放送するのに。ケッ。その頃ジュリアは電話の相手に恐怖を顕わにし、勢いで「たすけて」とメールをしそうになるのを何とか寸止め。ほほう、やはりそうか?ジュリアが恐れている相手…。写真立ての雰囲気から見ると、年少にぶち込まれた元カレか兄貴と云ったところでしょうか…。以上がAパートですが、同時進行で臨職の色ボケ英語教師が合コンでうっかり“山での事件”を口にしてしまい、“医者”の中に混じってた“記者”にすっぱ抜かれてしまいました…。その事で騒ぐマスコミと、対応に追われる教師達。いよいよ修学旅行どころの騒ぎじゃなくなってしまい…。次週、立て籠もりですって!これまたタイミングの悪い…(いや、立て籠もりの種類が違うから)益々GTOっぽいな。ついでに♪シュプレヒコールの波~も聞こえてきそう(笑)第7話記者会見で真実をぶちまけたナッキーは鉄仮面と校長の逆鱗に触れ、謹慎という名の事実上クビになってしまう。結局今までで一番2年3組と真剣に向き合ってくれたナッキーを絶対に首にするな!と主張する生徒達は(当然ジュリアと公平は除く)立て籠もりと云う強硬手段に出る。2年3組は1年前、まる2日間飲まず食わずで山中に放置された経験があるから覚悟は出来ているというのだ。 騒動の火種となった臨時英語教師(上原美佐)が、せめてもの罪滅ぼしとばかりにナッキーに色々とプラスとなる働きを見せましたね。まぁ、それ位の事はやってもらわんと(笑)上原の援護を受け、学校の放送室に無事辿り着いたナッキーは、マイクを通して生徒達に呼びかける。生徒達は立て籠もりを止める。校長も心変わりしてナッキーの処分を取りやめる。…とまぁ、私のフィルターにかかると何の変哲もない話になってしまうな。もう少しドラマチックに…はならんものか。シュプレヒコールのー波ー♪が脳内で全く聞こえてこない映像(と、この文/爆)だった。遂に次週、ジュリアの闇の真相が明らかに…!待っていたよ!レイプされたっぽいので(14歳の母になってたりして…うわぁ…)兄の線はなくなったと思っていいかな。元カレかなぁ?元クラスメイトかなぁ?通りすがりの犯行かなぁ?次週がホンット楽しみです!