テーマ:第九合唱団、発進(159)
カテゴリ:第九
実は昨日が第九の本番だったんです。
とりあえず、火曜日の指揮者練習のことから本番当日のゲネプロ、本番まで何回かに分けて日記に書きたいと思います。(長いかも~お付き合い下さい) いよいよ本番を翌日に控えた火曜日、指揮者練習がありました。 拍手の中迎えられた先生は、「え~・・・とりあえずやってみましょう」 最初は男声合唱の「Freude!」ですが、子音をもっと深く聞かせてなど指示がとび、先生の指導はどんどん熱く激しくなっていきました。 「母音もっと響かせて!」 「子音言ってるの?聴こえないよ!!」 「響いてないよ!簡単な音ほどお腹で支えて!!」 あまりの熱い指導に圧倒され、私を含め団員全てがフリーズ・・・ 特に男声は今までと違うタイミングで突然歌いだしたりするのに手間取って、注意を受けて、また動揺して、テンパって、もっとタイミングが合わなくなって、また注意を受けて・・・ 完全に悪循環です 「ちょっと楽譜ちゃんと見て確認して」と言われたんですが、たぶん楽譜がちゃんと読める人男声にそう多くないと思うんですね だから楽譜を見て確認しても、テンパってるのも手伝ってタイミングがまだ合わない!! 途中で先生はこちらがかなりテンパっていたり、圧倒されてフリーズしていることに気がついたみたいで 「この部分はこうに表現してもらいたい」と言った後にひとこと付け加えました。 「今年で7回目の第九になるけど、この部分に指示を出した合唱団はここだけです。他の合唱団ではこうに言っても難しいかなぁ~って思うけど、この合唱団だったら表現出来そうだから。さっきからかなり厳しいことを言ってしまっているけど、それはこの合唱団には高いクオリティを求めても大丈夫そうだから。さぁ、やってみましょう」 団員の顔が少し緩みました。みんなホッとしたんでしょうね。 もちろんリップサービスだと思うんですよ。そこまでの合唱団ではないと自分でも理解していますから・・・。でもウソでもそうに言って頂けたのはすごく嬉しかったんです。 その後は怒涛のごとくとにかく歌いまくり 精神的にも肉体的にもかなりゲッソリしました。 本番大丈夫だろうか・・・とにかく心配ばかりが残る前日練習でした。 ゲネプロ、本番の様子はまた書きま~す♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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