テーマ:第九合唱団、発進(159)
カテゴリ:第九
朝から舞台の山台づくりに参加された方もいたようですが・・・私はゆっくりと通常の集合時間に合わせて家を出ました。
実は初参加の去年、緊張のあまり食事もノドを通らなかったんですが(^_^;) 今年はモリモリ食べられました 会場の控え室に着いたらすぐに白ブラウス、黒のロングスカートに着替え待機します。 発声練習の時間は決められていましたが、人数が既に集まってきていたのを確認すると運営委員の方が控え室に入ってきて 「少し時間早いですけど、昨日飯森先生に注意された所の復習をやるので小ホールに集合して下さ~い」 本番前夜だというのにかなり直しが入った昨夜、モンモンとしながら家に帰り、家で楽譜とにらめっこみんな同じようなことをやってきたようです。 前日の復習と最終チェックをした後、すぐに発声練習。そして気になる箇所を何度も歌ってみます。 そうこうしているウチに「舞台に集合して下さ~い」 いよいよゲネプロです。 ところでゲネプロとは? 舞台芸術において初日の間近に舞台上で行う最後の全体リハーサルのことで、本番と全く同じ条件を舞台上で行う全ての稽古の総仕上げのこと。 ドイツ語のGeneralprobe(ゲネラールプローベ)を略した言葉で、「ゲネ」や「GP」ともいい、「総舞台稽古」などと表わされることもある。日本だけで使われている造語なんだそうです。 私たちの合唱団は本番当日の本番直前にこのゲネプロを行いました。実はオーケストラと合わせて練習するのもこのゲネプロが最初で最後です だからすごく緊張してしまうんです。練習はここで最後!ここでダメだったら本番も危ない!!ってことですから・・・。 今回、飯森先生の意向でオケの配置が普段と真逆だったんです。だから最前列の私の目の前は通常だとティンパニだったんですが、今回はコントラバスとホルンでした。 他のパートの聞こえ方も今までと全然違うのに、オケが入ったらもっともっと違うんですね。本当にびっくりしました。 コントラバスをあんな間近で(しかも真後ろから)観るコトなんてなかなかない経験なので、ちょっと楽しんじゃいました。 ステージに上がり、指揮台に立つ飯森先生のお顔を観たら・・・ 昨日と全然違うっっ 完全に自分の世界に、第九の世界に、ベートーヴェンの世界に入ってしまっているようです。 そんな先生の顔を見たら、またまた昨日のようにフリーズしてしまいました 「子音聞こえないよ!」 「ほらまだ響いてない!気を抜かないで!!」 「この言葉僕に届けるんじゃないよ!会場のお客さんにだよ!」 うわ~ん・・・昨日と同じようなこといっぱい言われてる・・・。 注意された後、もう一度歌っていると、先生もこちらに向かってを出してます。 はぁ・・・よかったぁ。 そして昨日タイミングが上手くとれなかった男性の為に、男声合唱が始まる前には小さく指でカウントを取ってくれています。5・・・4・・・3・・・2・・・と言ったカンジで。 アイーダまで一通り終わり、ソリスト、飯森先生、オケのみなさんは控え室に戻りましたが、私たちはここで配置の確認やら、業務連絡(荷物をドコに置くかなど)、入退場の練習、パート別の写真撮影、花束贈呈するフラワーガールの選出などなど・・・やることは山積み。 業務連絡をする運営委員も少しピリピリしていました。 控え室に戻り、早めの食事を済ませ、トイレ、歯磨き、お化粧直し・・・女性って大変です いよいよ本番! 本番前に思っていたことは 響け!届け!!この二つだけです。 どうなる!?本番。どうすんのよ!!??つづく。←○イフカードのCM風。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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