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2004年10月27日
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カテゴリ:沖縄関係
園田エイサー
 まだ、エイサーと(京太郎)チョンダラーが同じに踊る事のなかった「1800年」
 石垣島・登野城村の「宮良善勝」が、上原目差役職の時、公用で首里王庁へ出任の後、首里郊外の特別部落「アンニャ村」を訪れ、「京太郎」(チョンダラー)から、盆行事に歌う浄土宗の教えを説いた念仏を稽古して以来、この曲を改作・改曲し、発表したのが「八重山の無蔵念仏節」となる。
 京太郎(チョンダラー)とは、「人形使い・カイライ師・マンザイ・アンジャ」とも呼ばれ、元々は京の都から、念仏(浄土宗)を広めるお坊さんであったが、役職が無く、正月に家々を廻り、お布施を頂いたり、葬儀の時、念仏を唱え、金品を得ていた。
 首里郊外の特別部落に身を置く「いやしい民(賎民)」とされていた。
 今では、エイサーには欠かせない、道化役であり、世話人であり、エイサー臣下のOBが務めるほどの、踊り役である。

 八重山・無蔵念仏節(ンゾーニンブツィブシ)

1、親(ウヤ)ぬ ヤゥ 御恩(ウグヌ)は 深きむぬ 父御(チチグ)ぬ 御恩(ウグヌ)は 山高(ヤマタカ)さ 母御(ファファグ)ぬ 御恩(ウグヌ)は 海深(ウミフカ)さ

2、山(ヤマ)ぬ ヤゥ 高さやさ わかりん 海(ウミ)ぬ ヤゥ 深さんさ わかりる 昼や ヤゥ 父御(チチグ)ぬ 足が上(ウイ)

3、扇子(オージ)ぬ ヤゥ 風(カジ)に ヤゥ あおがりてぃ
夜(ユル)や ヤゥ 母御(ファファグ)ぬ 懐(フトゥクル)に
十重(トゥヤイ)む 二十重(ハタイ)む 衣装が内(ウチ)

4、濡(ヌ)りる ヤゥ 方(カタ)には 母(ファファ)ゆくてぃ 乾(カワ)く ヤゥ 方(カタ)には 子(クワ)寝(二)してぃ 諸共(ムルトゥム)濡(ヌ)りりば 胸(ムニ)が 上(ウイ)

5、くり程(フドゥ)親(ウヤ)に ヤゥ 思(ウム)わりてぃ
年(トゥシ)や ヤゥ 十二十歳(トゥハタチ)なゆりどぅむ 親(ウヤ)ぬ ヤゥ 御恩(ウグヌ)は 未(マ)だ知らん

  訳意

 親の御恩は深きもの、父上の御恩は山よりも高く、母上の御恩は海よりも深いものである。
 山の高さは、測り知る事ができる、海の深さも測り知る事が出来る。昼は父上の脚の上で。
 扇の風に、扇がれて、夜は母上の懐に、十重、二十重の衣装の内側に。
 濡れた所には、母上が寝て、乾いた所には、子供を寝かせ、諸共に濡れると、母上の胸の上に寝かし。
 これほど親に、大切に思われて、年は二十歳にもなっているが、親の御恩は、未だ知らない。
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最終更新日  2004年10月27日 14時07分32秒
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