*子供の憧れ“秘密基地”
のはずですよね。きっと多くの大人が、子供の頃あこがれたし、そう呼ぶ場所を持ってたりしたもんだと思います。それは今の子供達だって同じ。ちょっと前から、“秘密基地”と呼ぶ場所で、娘とマイちゃんが遊んでいたのは知っていました。娘が「秘密基地で遊んでるんだ~」と言ったもんで(爆)。一応大体の場所もつかんでいました。でもそれ以上は聞き出さなかったし、何でもかんでも大人に報告しなければならないということでもないと思っていました。火遊びなどの危ないことだけはしないでね とだけ言っておきました。実はマイちゃんは、学校以外の場所で遊ぶことをまだマイママに許してもらっていません。なので、マイママにはナイショで別の場所で遊んでいることになるのですが、私はあえて、マイママに報告しませんでした。(どうしようか悩みましたが…)秘密基地。大人にはナイショの、子供だけの場所。そういう場所で、子供は色々な事を想像したり、企んだり(苦笑)するものです。ところが、Uちゃんとの一連の件の中で、このことについて、根掘り葉掘り聞き出す羽目になってしまいました。Uちゃんがはまっ子へ行かずに学校を出てしまった(娘が連れてきてしまった)日、担任は“秘密基地”があることを、とても不愉快に思っているような口調でした。まぁ、家出云々の後ですからね、怪しむのは分からなくもないです。そして、その日に、娘がUちゃんを秘密基地へ連れて行ったらしい と言うのです。ダンナまで一緒になって、そこへ連れていくために学校からの脱走を手伝った、そうに決まっている と言うのです。仕方なく娘に聞いてみると…Uちゃんが連れってって欲しいと頼んできた。秘密基地はいっぱいあって、いつもみんなで遊んでる方へはUちゃんを連れては行かれないので、別の所を教えた。秘密基地はいくつもあって、Uちゃんに教えたのは、通学路から丸見えの場所(ただの横道)。しかも、そこで遊んだわけでもなく、「ここだよ」と指差しただけ。で、これは一緒に下校したマイちゃんに聞けば分かる事なので、マイママに「近所の人が見てたんだけど…」ということで、話を聞いてもらうことにした。娘もマイちゃんも、秘密基地は誰にもヒミツね と約束していたことだったので、お互いのことを心配し合って、その口は重たかった。自分だけのことだったら、2人とももっとすんなり話したかもしれない。娘の言ってることは、マイちゃんからも同じように聞くことができた。秘密基地の場所も明らかになり、いつもそこで何をしていたのかも明らかになり…まぁ、当然のごとく(?)そこで悪さもしてたわけなんだけど(苦)。駐車場の竹藪(笹藪?)にカマが落ちてて、それでその竹だか笹だかを、ガシガシと切ったりしていたらしい…(マイママ情報)カマと竹藪があったら…子供はやるだろう。でも聞いちゃった以上は、注意しなくちゃならないし、やはり危ないので、もうやらないように言うしかない。注意しながらも、なんだかとても辛かったです。親の手の内で遊ばせておけば、親は安心。でもその外側にこそ、大事なことはいっぱいあって、ヒミツにしたり打ち明けたり、バランスをとって生きてくべきでしょ、子供だって。何かあった時に親が「全く知りませんでした」ではもちろん困る。親は、知ってるけど知らないふりをしておくくらいがちょうどいいんじゃないのかな と私は思います。