2004/12/24(金)08:41
★シナリオ千夜【033】世界の中心で、愛をさけぶ|坂元祐二ほか
★★★本日の目次★★★
■シナリオ千夜【033】世界の中心で、愛をさけぶ|坂元祐二ほか
■今年出来なかったこと
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お元気ですかshopanです。
今回は|世界の中心で、愛をさけぶ|です。
映画は、まだ未見です。
青春時代に何かと積み残してきたものがあります。
この映画の作家は、その|後かたづけ|について
書き込まれた愛くるしいハナシです。
なぜ|あのときに|と思うことが実に多いです。
何か―そのままにしています。
ちょっと違うかも知れませんが映画|若者たち|は―
しきりに|そんなにしてまで|と云って―
かたづけようとした作品でした。
この|シナリオ|は読ませますね。
なにかひとつ別の感覚が必要でした。私には―。
しかし|感動に落ち込まないよう|に
私は注意しております。
―何か、愛くるしいけど、
こわいです。
この作品は実にうまいです。
快いリズムのなかで、
サクとアキの関係を描きます。
重蔵という写真館の親父は〈山崎努〉
ドラマにきちんとラインを引きます。
しかし、この映画に感動するのに
ちょっと時間がかかる場合もあるよね。
私の場合が―それ。|反省|
それはトシのせいです。
しかしトシには関係のない大事な
ハナシだな―と、
自分に言い聞かせています。
昨今では|感動もの|も|アクションもの|も
|あの世|に行ったり来たり―
この作品は、それがなくてホッとしました。
シナリオ掲載誌★月刊シナリオ2004-7|坂元祐二|伊藤ちひろ|行定勲
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■今年出来なかったこと
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シナリオをもっと整理して読みます。
あつちこっち手当たり次第に読んできましたが、
それを改めますね。
読みやすいように――。
近々読んでいく予定の|シナリオ表|を
出します。
懸案でした|映画史|も欄外で持ち込みます。
ここでは|私の位置|をもっと明確にしないと、
そのうちに|シナリオ作家|に失礼になります。
よく乱暴に映画評をかきなぐっているのを読みます
少なくとも|ここ|だけは、
それをしたくないですから。
そのために|映画史|が必要なのです。