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カテゴリ:ヨタ話
昨日BSで分水嶺を見るのが趣味と言う人を「熱中人」と言う番組でやってました。
この人は家族もある30歳代くらいの真面目そうな方でしたが、休みの日には日本中の分水嶺を見て歩いています。 この日は九州の分水嶺を歩いていました。 佐多岬の突端まで行って最後の岩の所まで歩いて行き「ここが東シナ海と太平洋の最南端の分水嶺です。」 と満足げに語ってました。 そこから水筒で水を流し「東シナ海と太平洋に分かれて流れて行く」と言ってました。 それから水中分水点と言うのがあり、一つの小川が山中で2又に別れそれぞれが太平洋と東シナ海とか日本海に流れて行く分岐点を言うそうです。 これは珍しく日本で8箇所しか確認されていないそうな。 そしてこの人が細かい地図を見ていたら新たに怪しい場所を見つけたようです。 川内川と大淀川の上流でどうも繋がっているらしい。 そこへも車を走らせ歩いて川を探していきます。 最後その川は田んぼの間の30cmくらいの水路になってました。 それをず~っと歩いてなぞって行くのです。 視界の薬丸君や若い女性の方が首をひねって「何が面白いのかよくわからない」 とか「こう言う人がお父さんだったら嫌だ」と言ってました。 でも僕はこう言う下らない事(失礼)に一生懸命な人が大好きです。 日本人のオタク体質と言うかこだわる性格を良く現している人だと思います。 こんな妙な事にこだわる人がいなかったら今の日本は無かったのではないかと考えるわけです。 昨日帰りに車の中で面白そうなドキュメンタリー番組を音声だけ聞きながら帰りました。 僕はドキュメンタリー番組が大好きです。 色々とチャンネルを手探りで探していたらT型フォードの話をしていて「これにしよう」 としばらく聞いてました。 そして段々経済に及ぼした影響とかフォードと言う人の性格とかその後シボレーが出ただのと言う話に展開して行き非常に面白い内容でした。 ちょうど家に着く頃番組は終わりその題名を聞いてびっくり、 知らなかったとは言え教育テレビの「高校世界史」を聞いて喜んでたのであります。 凄いぞNHKこんなに楽しい世界史の授業は聞いたことが無い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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