儚いものに縋る、その愛おしさ。
1、はかないものにすがる、そのいとおしさ。生きるということは、想像以上に大変で。生きることに精いっぱいで、出来ない事もたくさんあって。その度、自分の出来なさを悔んだり、時に嫌いになったりもするけれど。でも、生きるということは、想像以上に大変で、時になにかにすがったり。それは、よそから見れば眉をひそめるようなものであったとしても、でも、生きるということに、精一杯だからこそ縋ることも必要で。カタチのない、儚いものを信じたり、頼ったり。それでいい。それでいい。きっと、生きるということはそういうことだ。明日に希望を持つということは、そういうことだ。確定していない、未来に向かうためには。それぞれ手にしたものは違うけれど、それは、それでも必死に明日を生きるための意志だ。与えられた環境で、生まれ育った条件で、手にした自分を活きる。「これが最善」と言い切る。意味なく韻を踏んだところで、明日も頑張る。