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　伊東大蔵を見ると「うわっ、谷原！」と思わず身構えてしまう、るってんしゃんです。理由を知らない方は過去の日記「新撰組の夢の話。」を読みましょう。
　さて、「新撰組！」第８回「どうなる日本」ご覧になりましたか？文久２年（１８６２）５月２９日。･･･困りましたねぇ。年表を見ると「文久２年２月１５日、勇の長女タマ、誕生」って書いてあるんです。放送では、つねさんのお腹もそろそろ膨らみが目立ちだした、ってとこですもんね。また叩かれなきゃいいけど。
　最初の納豆会話のシーン。三谷のお遊びのような感じで面白かったです。ちなみに、私も原田左之助と同じく納豆は食べれません。伊予の松山に納豆は似合わないわ。勇の「多摩では、よくきな粉をかけていたな」に対し、歳さんが「かっちゃんとこだけじゃねぇのか」と言ったのを聞いて、あれ？かっちゃん･･･歳さんって勇のことそう呼んでたっけ？と考えました。そして調べました。最初、歳さんは勇を「かっちゃん」と呼んでいましたが「『勇み足』の『いさみ』だ」と分かってから、捨助に「近藤さんと言え」とかは言ったりするものの、自分の方は勇を「お前」とか呼んで、なんだか曖昧にしていたみたいです。「勇」って呼ぶのが恥ずかしいのかなぁ。そう考えるとかわいい歳さん。納豆シーンは和んだ場だったから、自然と「かっちゃん」って言葉が出たんでしょう。これからもそのまま通す気なのかしら。
　早々出てくるとは思っていなかった伊東大蔵（谷原章介）。さすが性格が悪い。藤堂平助（中村勘太郎）を譲り受けるために沖田総司は嘉納鷲雄（小原雅人）と戦って勝利したというのに、逆に沖田を引き抜こうとする伊東大蔵の往生際の悪さ。沖田の「名前も覚えられない人なんて」との言葉に「沖田総司」と即答したのにはドキッとさせられましたが、え？平助の立場は？と苦笑い。まぁ、これが後々の伏線となる訳ですから、手放しには笑ってられませんけど。
　エゲレス人の言葉が理解できるおみつさん。恐るべし多摩美人！「一緒に飲みたいんだって」と手を取り進むおみつさんの真似をして、無意味に手を前方に突き出しながらついて行く左之助・勇の姿に一番笑いました。いいなぁ、この演出！と感心。最後、イギリス人の水兵２人は亡くなってしまい、雨の中叫ぶ勇の心痛むシーンでこの回は終わります。題名の「どうなる日本」は勇の言葉だったんですね。松本藩、もっとしっかり守れよ･･･とも思いましたが。
　さて、来週は「すべてはこの手紙」。新撰組結成にだんだん近づいていきますね。楽しみです。