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HP de るってんしゃん

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るってんしゃん

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2004.03.11
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「新選組を天下一の喧嘩屋に育てたいだけのことだ」

  ――― 剣に生き、剣に死んだ男 土方歳三


  武州多摩、石田村のバラガキのトシが
   生来の喧嘩好きと組織を作りの才能によって
    作り上げた 新選組の時代、幕末 ―――


「おめえは、おめえの道をゆけ」

  ――― 長として盟友であり原点であった 近藤勇

「さあ、どっちが幸福か。・・・・・・」

  ――― 命のある限り土方についてきた 沖田総司

「縁は縁でもお前、とんだ逆縁さ」

  ――― 江戸でも京でも敵であり続けた 七里研之助

「そのお心・・・どこにございます?」

  ――― すべてを受けとめようとした女 お雪


  崩れゆく幕府の威信をささえようとした新選組

  鳥合の衆から鉄の組織へ その強化だけに躍起となった蛇蝎

 「新選組副長土方歳三」の一生とは―――


  時代を跨ぎ、新撰組を追い求める者のバイブル
   司馬遼太郎の長編小説「燃えよ剣」


 ******************************

 今までにない書き出しにしてみました、るってんしゃんで御座います。この前からちらちら書いてはいたのですが、私、司馬遼太郎の「燃えよ剣」を読みました。「新選組!」をきっかけに読むことを決心し、大学の図書館で『国民の文学 司馬遼太郎 「燃えよ剣」「新撰組血風録」』という分厚い本を探し出して、貸出・返却を繰り返しながら一ヶ月かけて読み切りました。
 最初、結構「フーン・・・」って感じでのろのろ読んでいたのですが、だんだんハマって読むスピードも上がりだしたと思いきや!中盤過ぎの歳三が手紙を書くシーンで涙をこぼしてしまい、それからというもの何あるごとに泣いしまって、なかなか先へ進まないというスロースピードな読み方をしてしまいました。
 新選組は、結成、そして活躍期よりも、崩れてからが見せ場です。この崩れだした瞬間から、新選組が、土方歳三が、いとおしくて堪らなくなります。そして、それと同時に、ページをめくることが辛くなってしまいます。「五稜郭」という章名なんか見たら、もう、辛くて、辛くて、読みたくなくて、でも、読まなくちゃいけなくて。もう、その時には、この「燃えよ剣」という本から逃げれなくなっているんです。
 素晴らしい本でした。いつか、文庫本を買って、手元に置いておこうと思います。ということで、あらすじのようなものをこの日記の冒頭に書いてみました。あらすじというよりも、なんだか宣伝みたいですね。映画近日公開のCMみたいな感じ。どうぞ、まだ読んでいない方は、是非是非!司馬遼太郎の「燃えよ剣」を読んでみて下さい。





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Last updated  2004.03.11 19:43:10
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