風の吹くまま気ままに

９月に入ってからまた暑さが戻ったようで

真夏の暑さと違って

暑さの覚悟が違う？のか疲れがでますね

空はうっすら秋だと言うのに・・・

２年ほど前に塩原温泉へ行ったとき

その旅館の展示で見つけたのが

【安土忠久】吹きガラス

はちみつ色のガラスの色が優しくて

光にあてて眺めていると和みます

作家さんのガラス器はどれもお高くて

一番ちいさなこのガラス器を旅の思い出に買いました

その時旅館のオーナーが

白洲正子さんのお気に入りの作家さんですよと

説明してくれました

あ～TVで見たことがある・・・

晩年すごした古農家の庵のような家を

番組で紹介していた記憶が・・・

その時はじめて白洲正子を知りました

すでにご本人は故人となられていました

静かな口調のナレーターと音楽が流れて

ゆったり室内をあんないするように

正子の歩んできた生涯を紹介しながら

素敵な調度品とお気に入りが

まだそこで正子が生活しているような映像に

３０分ほどの番組をうっとりと見ていた記憶があります

こんな場所でその名前を聞くなんて意外でした

白洲正子・・・明治生まれの元家族出身

アメリカ留学の経験もあり明治の時代

自由奔放な生き方をしていた女性

武相荘・・・晩年住んでいた家

ここに安土忠久の作品が少し出ています

それで話は続くのですが＾＾

先日、本屋で見つけた自叙伝をパラパラとめくっていると

正子の父方が薩摩出身なんですね

毎週、私のお楽しみの「篤姫」も薩摩出身

それで明治の時代のその当時の歴史や

華族という背景から時代の

さまざまな歴史人物が自叙伝に出てきたりして

今まで明治維新からの歴史は興味がなかったのですが

少し

維新時代の歴史を少し読んで行きたいなと思いました

歴史人物を近くで正子が目から見た人物像など

おもしろく読んでいる途中です

ちいさなガラスの花差しから

横道それながら・・・興味が広がっていきます