ルゼルの情報日記

☆降りしきる雨の中行われた高校サッカー準決勝第二試合、
序盤八千代が押し気味に進めるも盛商の堅いディフェンスに阻まれ
得点できず０－０のまま前半を終了。
後半に入り次第に盛商も攻めに転じ、両者譲らぬ激戦となっていった。
センターは水溜りが出来たり最悪のグランドコンディションのなか
パスしたボールが止まるなどたいへんな状況のなかでも
両校はそれぞれ持ち味を出しフェアな試合を展開した。
後半も４０分を過ぎロスタイム２分に入り
誰もがPK戦と思った瞬間、
盛商のコーナーキックを八千代のキーパーが弾いてゴールに入ってしまった。
結局このオウンゴールが決勝点となって盛商の決勝進出が決定した。

Jリーグ内定者２人を要し、昨年の優勝高を撃破し
波に乗る古豪・八千代を
小笠原満夫を育てた名将・斉藤監督率いる盛商イレブンが
雨をも味方に付け執念で勝ち取った勝利のように思える。

決勝戦は８日に、同じ決勝初出場同士の戦いとなる。
盛岡商（岩手）VS作陽（岡山）、国立競技場。