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テーマ:今日聴いた音楽(75625)
カテゴリ:クラシック;クラシカル・クロスオーバー
☆20世紀を代表するピアニスト、アルトゥール・ルービンシュタインの残した正規録音(1928~76年、モノラル&ステレオ)の全てを集大成したCD142枚+DVD2枚のボックス・セットです。 一人のアーティストによるCDのボックス・セットとしては世界最多となり、ギネスブックへの申請も行われています。(12月6日発売予定、ヨーロッパ盤) 今回の発売に当たっては、LP盤として発売されたものは、初発売時のオリジナル・アナログ盤によるカップリング、およびその復刻デザインによる紙ジャケット仕様、レーベル面もアナログ盤風デザインとなっており、おおよそ発売年順に並べられています。 ルービンシュタインが専属契約を結んでいたRCAの全録音にとどまらず、EMI/HWV(1956年までEMIとRCAは提携関係にあり、EMI録音はアメリカではRCAが発売)とDECCA原盤の録音も使用して、半世紀に及ぶルービンシュタインの録音活動のすべてを網羅しています。 1999年にBMGから発売された「アルトゥール・ルービンシュタイン大全集」に収録されていたインタビューと未発表録音も収録されております(ただし「大全集」に含まれていたメロディア録音の「モスクワ・リサイタル1964」は、今回は収録されていません)。 【音質について】 それぞれの録音についてこれまでで最良と思われるデジタル・リマスター音源を使用し、最高のクオリティを実現しました。 基本的にオリジナルのマスター・テープ、もしくはメタル原盤からUV22スーパー・コーディング・CELLOシステムによって20ビットで復刻された「大全集」の定評あるリマスター音源を使用しています。さらにルービンシュタインの最も重要な1950年代~60年代のステレオ録音で、「大全集」以降に発売されたリビング・ステレオSACDやJVC XRCDのために新しくリマスターされた音源があるものは、それらに置き換えられています。142枚のCDのプロダクション・マスターを制作する際には、これらのデジタル・リマスター音源を細心の注意を払って編集しており、さらに必要な場合は、オリジナル・マスターに遡って再度デジタル・リマスターをやり直しています。 【初めて日の目を見る3枚の未発売ライヴCD】 特筆すべきは、1961年秋の10夜にわたるカーネギー・ホールでの連続リサイタルからのライヴがCD3枚分含まれていることでしょう。 10回のリサイタルはその全てがRCAによって録音されましたが、ルービンシュタインによって発売が認められたのはCDにして1枚半分の音源だけでした。 今回のリリースにあたっては、この歴史的リサイタルから50年を記念して、10回のリサイタルのライヴ録音からCD3枚=3時間半分の演奏が選ばれました。 聴衆を前にした熱気あふれるライヴの魅力が横溢する名演ぞろいであるのみならず。ストラヴィンスキー:『ペトルーシュカ』からの3楽章や、ショパンの練習曲など、ルービンシュタインがスタジオ録音を残さなかった貴重なレパートリーが収録されています。 特にストラヴィンスキーがバレエ音楽からルービンシュタインのためにピアノ編曲した『ペトルーシュカ』からの3楽章は、ルービンシュタインが敢えて録音しようとしなかった特別なレパートリーであるだけに、このボックスの価値をいやがうえにも増しています。 【2枚のボーナスDVD】 ボーナスDVDとして、ルービンシュタインの現存する唯一のカラー収録によるフル・リサイタル映像である『リサイタル・フォー・イスラエル』と、ピーター・ローゼンによるドキュメンタリー『思い出のルービンシュタイン』の2枚が収録されています。 【資料的価値満載のフルカラー164ページ・大型ハードカバー・ブックレット付き】 内容: ・ハーヴェイ・サックスによる新たなライナーノートとバイオグラフィー ・息子ジョン・ルービンシュタインによるエッセイ ・娘エヴァが撮影およびセレクトしたルービンシュタインの未発表写真多数 ・「カーネギー・ホール・リサイタル1961」についての解説 ・可能な限りマトリックス番号まで網羅した作曲家別および録音年代順による完全ディスコグラフィ 【各ディスクの収録内容】 全体の概略としては下記のように構成されています。 DISC1~14:SPとして発売されたもの DISC15~55:LP発売モノラル録音 DISC56~133:LP発売ステレオ録音 DISC134~135:ルービンシュタイン没後に発売された音源、または1999年の「大全集」時に未発売音源として収録されたもの。 DISC136~137:「リサイタル・フォー・イスラエル」のライヴ DISC138:Decca音源で、ルービンシュタイン最後の協奏曲録音。 DISC139:ルービンシュタインへのインタビュー DISC140~142:カーネギー・ホール・リサイタル1961からの未発表音源 DISC143~144:ボーナスDVD ※ディスクの順番は、変更される場合があります。 ※DISC番号の後の品番は、アナログ盤初発売時の番号、( )内は、録音年を示しています。 ※同じ録音が別のカップリングで発売されている場合、重複して収録されている場合があります。 ※初出がLPのものは、ルービンスタインが参加していない音源が含まれているDISCもあります。(SONY) ☆ラフマニノフ;パガニーニの主題による狂詩曲・第18変奏含む後半部分 / アルトゥール・ルービンシュタイン! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
November 25, 2011 07:02:04 AM
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